若者が付きつけた「大人は環境汚染を私たちに押し付けるつもりですか」
2019.09.28 21:44
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低い日本の再生エネルギー発電比率
武田真一キャスター「大人の1人として、私もグレタさんに目を覚まされた思いがします」
宮﨑さんは「クライメートジャスティス」(気候正義・公平性)を掲げ、「利益優先で環境問題は二の次という考え方、言い訳で逃げることにいやだと言いたい」という。
日本では、二酸化炭素を排出しない再生可能エネルギーによる発電は、全発電量の16%にとどまる。政府の2030年度の目標も22~24%で、53~60%のドイツの半分以下である。イギリスの44%、フランスの40%よりはるかに低く、再生エネルギー重視を打ち出した中国ほどの熱意も戦略もない。
江守さんは「(日本では)まだ石炭火力発電の新設計画があるぐらい(遅れているの)です。再生エネルギーは技術開発でどんどんコストが下がり、原発を新設するより安い。大量導入をめざすべきです」という。
宮﨑さんは「脱二酸化炭素にとりくむ企業を市民は選べます。自治体にも訴えることができるんです」
武田キャスター「地球温暖化対策は、漠然と遠い話ではなく、一人一人がどう行動するかが問われています」
NHKクローズアップ現代+(2019年9月26日放送「16才の少女が訴える 温暖化非常事態」)
文
あっちゃん