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〈アメトーーク〉(テレビ朝日系)駅に2000人いる顔って!「イマイチ印象残らない芸人」の悲哀に爆笑

   『イマイチ印象残らない芸人』という辛辣な企画。相席スタート・山添を筆頭に、かまいたち・濱家、ナイツ・土屋、ロッチ・コカド、ロバート・山本、ジャングルポケット・太田、三四郎・相田と、コンビの人気と実績は十分だが印象に残らないガチなメンバーが集結した。

   MC側に以前はそっちの方だった博多大吉とサバンナ・高橋が助っ人で加わっていたが、大吉から、ロバート・山本は同じ時期に「中学の時イケてないグループに属していた芸人」等で一緒に出ていたのに...と心配されるありさま。

「濱ちゃん」「相田」「土屋さん」とかあだ名もインパクトゼロ

   その流れで蛍原が「(イケてない)アダ名とかあったよね」と振って、サバンナ・高橋は「リュックぴちゃ男」、大吉は「焼却炉の魔術師」とインパクト大のあだ名があったが、今回のメンバーに学生時代のアダ名を聞くと、相席スタート・山添は「ぞえ」、かまいたち・濱家は「濱ちゃん」と普通なのに笑ってしまう。更に三四郎・相田はそのまんま「相田」と、あだ名になっておらず、ナイツ・土屋はみんなから「土屋さん」と距離のある呼ばれ方をしていたという。

   ここから、何故印象に残らないかの自己分析を発表。相席スタート・山添は、一番に「どこにでもいそうな顔」を挙げる。ブサイクでもイケメンでもなく、「駅に2000人いる顔」と言われたことがあるとそうだ。ナイツ・土屋もファンレターで、「知人に似ている(ので親近感が湧く)」というものが多いらしく、土屋は「ドッペルゲンガーっているじゃないですか。世の中に3人同じ顔がいて、会ったら死ぬっていう。僕ドッペルゲンガー3万人いると思う」。

   自己分析ではもう一つ「相方が濃い」も挙がっていたが、次のコーナーの「印象に残らないあるある」では各々名前を間違えられるエピソードを披露していた。すると、MC陣がそういえばみんな、「ノブ」や「くっきー!」みたいな芸名や愛称がないねという話になる。

   最初は「付けたくても思いつかない!」と一同困っていたが、かまいたち・濱家には「濱(浜)ちゃん」はいるから、「家」から「ハウス」に。相席スタート・山添は相方の山﨑ケイが「ケイちゃん」と呼ばれるので、(ピンクレディーから)「ミーちゃん」になるも、山添は「自分の中に『ミーちゃん』がいない!」と悲痛の叫び。一方で大吉は「僕も『大吉』なんて一個もないよ。『吉岡廣憲』だよ。」と反論が続き、こんなテキトーな愛称で場が紛糾する。

   その後も、街頭アンケートなどで散々な目にあった、芸人として致命的な「印象に残らない芸人」。しかし、こういうくくりをしたことである意味オイシイ要素になったと思うので、まだまだ掘り概がありそう。数年後はみんな人気者になっているかもしれない。 (2019年9月 19日(木)夜11:20放送)

   鯖世 傘晴