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居酒屋で、コンビニで、ガソリンスタンドで...きょうから消費税10%、各地でてんやわんや

   きょう1日(2019年10月)から消費税が上がった。「各地でトラブルも起きています」と、司会の国山ハセンや若林有子アナウンサーが伝えた。

   東京都足立区の居酒屋では午前0時前にいったん会計し、税率8%と10%の処理を分けた。その午前0時にJRの駅や各地のガソリンスタンドなどではいっせいに運賃表や値札のかけ替え作業が行われ、都心のタクシーは朝5時から初乗り運賃が410円から420円に上がった。

同じパンなのに中で食べると10%、持ち帰ると8%

   朝8時に店を開けた渋谷のパン店では、イートインコーナーで食べると10%、持ち帰ると8%の税率で、値段を2種類並べて表示した。「同じパンなのにしっくりいかない面はありますね、店内で食べるより持ち帰りたくなります」と上路雪江リポーターが言う。店主も「コーヒーの売り上げ減とか、多少は影響があるかもしれません」と戸惑い気味だった。

   キャスターの立川志らく「持ち帰りで買いながらイートインコーナーで食べるズルをする人が必ずいますよ」

   同時に始まったポイント還元制度は、経済産業省の処理が遅れている。築地の小売店主は「8月6日までにというので申請したが、結果を待っている状態。スムーズに事が運んでいません」と、宙ぶらりんでこの日を迎えてしまった。

   志らく「これじゃあ見切り発車。8月6日までにと言っていたのだから、やらないとダメ。(経産省は)想定外だなんて、子供じゃないんだからね」

   対象の200万店にうち1日から還元できるのは50万店と4分の1、申請中が73万店ある。77万店は申請していない。