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小倉美咲ちゃん公開捜査に 母親「悔やんでも悔やみきれない」父親「胸が張り裂けそうだ」

   山梨県道志村のキャンプ場で行方不明になった小学1年の小倉美咲ちゃん(7)の写真がきのう30日(2019年9月)公開され、両親が取材に応じた。

   「私があの時、ちゃんと一緒について行ってあげていたらと、悔やんでも、悔やんでも、悔やんでも悔やみきれないほど後悔しています。夜中、娘と同じ気持ちで過ごしたいと思い、同じ服装でずっと外にいましたが、暗くて寒くて不安ですごく怖いだろうなと思うと、涙が止まりません」。母親のとも子さん(36)はそう胸中を明かした。

誘拐の可能性も出てきた

   美咲ちゃんが行方不明からきのうで10日目。父親の雅(まさし)さん(37)も「一人で怖くて、どんなに心細かったかと考えると、かわいそうで、かわいそうで胸が張り裂けそうです。とにかく早く見つけて会いたいです」と話す。

   両親のもとには多くの応援のメッセージが寄せられている。「ご連絡をくださった皆さんのお気持ちは娘に届いていると思います。私たちはこれからも全力で探し続けたいと思っています」

   捜索隊はこれまで山中湖から笹久根トンネルまでの約20キロ以上の範囲を最大300人態勢で捜索してきた。しかし、土曜日(2019年28日)に自衛隊、日曜日は地元消防団が捜索を終えた。きょう1日は警察、消防など43人態勢だ。

   10日も過ぎていまだに発見できないため、両親と警察が相談したうえで事件性がある可能性も考え、公開捜索に切り替えたという。

   元埼玉県警刑事の佐々木成三氏は、「警察は行方不明の現場近くにいる可能性は低いとみているのではないか。写真を公開して目撃などの有力情報を全国各地から広く求めて捜査を進めていく方針なのでは」と指摘する。

   司会の羽鳥慎一「何とか見つかってほしいんですが」

   玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「誘拐の可能性が出てきたということですね。誘拐もいい話ではありませんが、生存しているという意味からいうと、希望が持てる話なのかもしれない」

   改めて、美咲ちゃんは身長125センチ、黒の長袖Tシャツ、青いジーンズ、緑のスニーカーを履いていた。情報提供は山梨県警大月警察署「0554-22-0110」へ。