2019年 11月 18日 (月)

元気印の女陶芸家一代記(?)。戸田恵梨香は演技がうまいが、全体に話が地味そう。戦後の風俗には違和感も
<スカーレット 第1日~第3日>(NHK総合)

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   またまた男の子に負けないお転婆女の子のストーリーで、大阪制作だった「カーネーション」に似ている。今度は「スカーレット」ときた。視聴率は20パーセント越えでご同慶の至り。戸田恵梨香は芸歴が長く演技派で、つい先ごろの「大恋愛」も評判がよかった。
   大阪から信楽に人を頼って移住してきた川原喜美子(戸田恵梨香と子役)一家は、戦後2年目の食糧難時代に食うために苦労する。ここでもまたまた戦後の風俗で違和感があるのは、大の男の髪型で、満州からの引揚者、草間宗一郎(佐藤隆太)が令和時代のように前髪を垂らしていること。男たちは丸坊主かオールバックか七三分けで額は出していた。この後、昭和30年代の風俗が出てくるだろうが、令和か平成の青年たちが闊歩するのではないかと憂鬱だ。
   3日間視聴したところでは、父親の常治(北村一輝)も母親のマツ(富田靖子)も渋くいい配役である。だだ、どうもなあ、物語が地味そうで、果たして人気が出るか保証はできない。「カーネーション」の時のように、孟母として有名だったモデルがいるでなし、脚本家(水橋文美江)の力量次第ではじり貧になるかもしれない。
   3日間では戸田恵梨香も本格的には登場していないので決めつけられないが、男社会だったこの時代の陶芸の世界に、元気印でパワフルな喜美子がどのように奮闘努力するのか、まあ、見てみよう。主人公に気を使うサポーターだらけの話にはしてほしくない。(放送2019年9月30日、10月1日、2日、8時~)

(黄蘭)

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