2020年 12月 1日 (火)

サモア戦は「全て日本の狙い通りだった」 元ラグビー日本代表が語る4トライ獲得の布石とは?

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   5日(2019年9月)に行われたラグビーW杯1次リーグで、日本は強豪サモアを38―19で退け、3連勝した。4トライでボーナス点を獲得した日本は勝ち点を14に伸ばし、アイルランドを抜いてA組の単独首位に立った。

   元ラグビー日本代表の大畑大介さんは、前半の試合内容を「すべて狙いどおりで最高の状態。しっかりと自分たちのゲームプランを遂行した」と絶賛。「後半に繋がっていくようにしっかりと得点をリードしていきつつ、守りでは相手にプレッシャーをかけ続けた。トライを取りに行くリスクはおかさず、取れるなら取りに行こうくらいの感覚だったと思う」と説明する。

4つ目は「僕たちの今までの準備が実ったトライだった」

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   試合が大きく動いた後半。日本が狙っていたのは勝ち点4点に加え、ボーナスポイント1点が入る「4トライ」獲得だ。結果的に日本は試合終了間際に達成するのだが、大畑さん曰く、そこには布石があった。

   日本の攻撃を加速させたのはベテランの田中史朗選手(34)だ。後半22分から途中出場すると、24分にはタックルで日本のピンチを救い、盛り上げた。大畑さんはここでの田中選手の投入について「まさに、勝利の方程式にはまっている」と話す。

   経験値の高い田中選手は、後半のこの時間だからこそ生きたというのだ。「(田中選手は)前半からのゲームの流れを全部見ていて、この時間帯ではどういう展開になり、どうすればサモアを攻略できるのかを自分の中でシミュレーションして、グラウンドで体現できる選手。そういう選手が後半に出てきてこそ、ゲームが締まり、一気にゲームが動くわけです」

   後半32分で守り切れずサモアにトライを許し、続くコンバージョンキックも決められるが、その直後、途中出場した福岡賢樹選手(27)が3つ目のトライを決める。そして試合終了間際、最後の1プレーで田中選手からパスを受けた松島幸太朗選手(26)が4つ目のトライを決めた。

   試合後、安村直樹アナの取材に対し、田中選手は「最後スクラムで押して松島がトライを取った部分はみんなで声を出し、コミュニケーションを取りながらやっていた。僕たちの今までの準備が実ったトライだった」と話した。

文   ピノコ| 似顔絵 池田マコト
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