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サカナクンもびっくりの「魚少年」さかな検定 1級を史上最年少で合格した伊藤柚貴君(10)

   「日本さかな検定 1級を史上最年少で合格した少年がいます。合格率わずか8%です」と野上慎平が紹介した。福岡県の小学5年の伊藤柚貴(ゆずき)君(10)だ。

   超難関試験にはどんな問題が出されるのか。例えば、「殻つきのままのイセエビやクルマエビを用いる料理を次の中から選びなさい。(1)具足煮(2)はぶて焼き。(3)松川造り(4)八幡巻。普通の人はまず分からない。ちなみに正解は具足煮だそうだ。

   伊藤君、ある日、東京・築地に出向き店を回り、「これはマダイの中で兵庫県の明石でとれたものですね」「これはアブラカレイ。アブラはお寿司屋さんでたまにあります」「おっ、メヒカリだ。目がちょっと青くて光っているように見えるので、『目光』と名付けられました」「これはアカアマダイ、これも美味しいんです」「ダツっていう魚、突進して船のライトに反応します」と次々に魚の知識を披露する。

築地市場の兄さんも「本当にすごい!うちで働かない?」

   魚河岸市場のお兄さんも「九州にすごい子がいると2年前から聞いていましたが」と舌を巻く。「本当にすごいね!うちで働かない?」

   自宅の部屋を訪れると、本立てに魚の図鑑がびっしり。今まで食べた魚は300種類以上という。食べた魚を観察ノートにスケッチして独自に「レア度」「美味しさ」を一つ一つ記録している。「カツオA5」「メカジキB3」「カサゴC2」「ヒラマサB4」「シシャモE5」「クロダイC4」スズキC3」といった具合だ。

   なぜ、魚が好きになったのか。もともとは漢字が好きで、お寿司屋に行って魚編の漢字がいっぱい並んでいたのをみて、漢字にいっそう興味を持った。5歳のとき、魚屋さんで魚の名前の間違いを見つけ、「ありがとう、すごいね」と褒められ一気にハマったという。

   玉川徹(朝日テレビコメンテーター)「いま、何が一番好き?」

   野上「マコガレイがすごく美味しかったといっていましたね」

   将来は魚博士か。