2019年 11月 20日 (水)

珍しい生田斗真のへらず口ニート。斬った張った殺人ドラマに飽きた眼には丁々発止の家族のやり取りがホッとする
<俺の話は長い 第1回>(日本テレビ系)

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   実に身も蓋もないタイトルである。コーヒー屋の経営に挫折してから、実家で母親と同居してニートになっている岸辺満(生田斗真)は屁理屈をこねる名人。嫁に行った姉・秋葉綾子(小池栄子)が再婚した夫の秋葉光司(安田顕)と娘の春海(清原果耶)を連れて、自宅の建て替えの数か月を住まわせてくれと転がり込んできた。
   春海は思春期の真っ盛りで、「秋葉春海」という重箱名前が気に入らないし、光司は綾子がきついのでオドオドし、就中、義理の仲の春海にも嫌われていて踏んだり蹴ったり。喫茶店を経営して1人奮闘している満の母親、岸辺房枝(原田美枝子)がニコニコととりなしている。波乱含みの第1回だが、生田の膨大なへらず口が売り物。
   同居依頼の下心がある綾子は米沢牛の高級スキ焼肉を携えてきたが、肉はしゃぶしゃぶか焼肉と主張する満が文句を垂れてヒト悶着。脚本家(金子茂樹)の持論かもしれないが、すき焼きがダメという主張には全然説得力がなくて、見ている方は「どっちにしても肉は肉だろ」と突っ込みたくなった。
   土曜日のくつろいでいる時間に連ドラでもあるまいと、視聴率は8.4%止まりだったが、エキセントリックな殺人事件や医者ものに飽きた眼には、家庭のドタバタはホッとする。生田の主演も割と珍しいが、「なつぞら」で陰のある娘を演じた清原果耶が、本来の思春期少女を等身大で演じている。この子は正統派の女優になりそうだ。(放送2019年10月12日22時~)

(黄蘭)

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