2020年 1月 20日 (月)

退屈の極みドラマ。クラシックの名曲をタイトルにつければとの安易さだけが際立つ
<G線上のあなたと私 第1回>(TBS系)

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   婚約者にフラれ会社も辞めて落ち込んでいる小暮也映子(波留)、姑と同居していて、何かと近所の主婦に喋りまくられている40代の北河幸恵(松下由樹)と、19歳の大学生・加瀬理人(中川大志)。この3人がショッピングモールの広場のミニステージで、『G線上のアリア』を演奏しているバイオリン教室の先生と知りあう。

   それぞれ曰くを抱えた3人はバイオリン教室に通いだす。子供ではない3人は今更バイオリンで立つわけでもなく、ただの趣味の暇つぶしだが、3人で会って稽古やカラオケに行く時間が何よりの息抜きの瞬間になる。これから色々と3人の関係が動き出すのであろうが、第1回を見た限りでは、退屈の極み。このくそ忙しい現代に、大の大人が悩みがあるからバイオリン教室に通うだって?

   能面のように無表情な中川大志の大学生も、「お前、そんな暇があったら勉強しろ」と言いたいし、幸恵は小5の娘がいる身で、よくそんな暇があると呆れる。だから、姑とうまくいかないのは本人にも問題があるんだろうと突っ込みたくなる。この脚本家は家庭というものがわかっていないし、子育てがどれだけ大変かも理解していない。クラシックの有名曲をタイトルにつけたら、「遠雷」ばやりのこの時代に見てもらえるかという野暮な計算なのか。バカめ。

   波留のメガネ姿にも魅力はなく、手慣れた松下由樹はまだしも、他局の朝ドラにもモテモテの中川大志も不細工で魅力ゼロ。(放送2019年10月15日22時~)

   (黄蘭)

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