2019年 11月 20日 (水)

正論まみれで煙たがられる新入社員が成長してゆく10年。怪しい仕掛けもありそうな遊川和彦脚本に期待
<同期のサクラ 第1回、第2回」(日本テレビ系)

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   遊川和彦の脚本らしく一筋縄ではいかない新入社員の話。北野サクラ(高畑充希)は離島の出身で、両親はなく、電話は嫌いFAXのみというじいちゃんに育てられた。花村建設の入社式で、社長の挨拶を批判した忖度しらずの田舎者だが、主張することは呆れるぐらいの正論、同期入社の月村百合(橋本愛)にウザイと噛みつかれる。

   新入りの研修コンペで、サクラの年来の夢である離島に架ける橋の模型を製作し、仲間はそれぞれ希望の部署に配属されたが、サクラは上司批判が災いして人事部預かりになる。第1回でベッドにつながれた人事不省のサクラが登場するので、何らかの事故に遭うのだろうが、10回が1年ずつ成長してゆく物語展開になるらしい。

   眼鏡をかけて瞬きもしないようなドングリ眼の高畑充希は、真っすぐ過ぎて融通の利かない娘にドハマりしているが、原宿を珍しがるくだりはちょっとおかしい。何故なら、大手ゼネコンの花村建設に就職出来たのなら、離島出身でも大学ぐらいは出ているだろうし、友人もいない、原宿も初めてなんてことは極端でわざとらしい。

   2009年からの10年間が1回ずつ描かれるアイデアは面白く、当然、東日本大震災が重要なファクターになって使われているはずである。上司になる黒川森雄(椎名桔平)や火野すみれ(相武紗季)らが、今後、彼女の敵になるか味方になるか、遊川脚本の捻りしだいで不透明。ともかく先を見てみたい期待を持たせる怪作である。(放送2019年10月9日、16日22時~)

(黄蘭)

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