2019年 11月 17日 (日)

木村拓哉と鈴木京香のペアは貫録負けしない相棒同士。予想がつく設定だが、ディテールがよく描けている
<グランメゾン東京 第1回>(TBS系)

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   日本シリーズの試合が伸びて、放送予定の9時ジャストが大幅に狂い、やっと50分に始まった当作。他人事ならず「ヤバいぞ」と思っていたら、初回視聴率12.4%を取ったので、まあ、合格であろう。ならば内容はどうだったか。いきなりパリの高級レストランの厨房が舞台。尾花夏樹(木村拓哉)は天才と言われるシェフだったが、同僚と本人のミスで暴力をふるい、料理の世界から追放される。
   最初の黒タキ姿はかっこいいしオールバックの髪型も決まっている尾花が、現在の姿はだらけた茶髪のあんちゃん風。一方、中年になって焦っている女料理人の早見倫子(鈴木京香)は、受けた試験に落ちて店が決まらない。倫子の口癖は「最高の評価基準である三ツ星を取りたい」。やさぐれの尾花と倫子が出会って東京に帰る。
   ひねくれている尾花と、忌々しいがちょっと作ってくれたエビ料理の美味しさに彼の抜群のセンスを認めざるを得ない倫子が、新しくフランス料理店を開催するまでの毀誉褒貶。鈴木京香が老けたが、木村拓哉の相棒としては貫録で負けない。他に、料理人挫折組で倫子に借金を肩代わりされて加わる京野(沢村一樹)や二つ星を取って意気揚々の他店のシェフ・丹後(尾上菊之助)など、スターぞろいで楽しませる。木村のドラマは大抵、近親憎悪のように悪口を言う批評家が多いが、筆者は第1回を見た限りではとても面白かった。厨房のディテールを見て、映画『ディナーラッシュ』を思い出した。(放送2019年10月20日21時50分~)

(黄蘭)

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