2020年 11月 28日 (土)

木村拓哉と鈴木京香のペアは貫録負けしない相棒同士。予想がつく設定だが、ディテールがよく描けている
<グランメゾン東京 第1回>(TBS系)

   日本シリーズの試合が伸びて、放送予定の9時ジャストが大幅に狂い、やっと50分に始まった当作。他人事ならず「ヤバいぞ」と思っていたら、初回視聴率12.4%を取ったので、まあ、合格であろう。ならば内容はどうだったか。いきなりパリの高級レストランの厨房が舞台。尾花夏樹(木村拓哉)は天才と言われるシェフだったが、同僚と本人のミスで暴力をふるい、料理の世界から追放される。
   最初の黒タキ姿はかっこいいしオールバックの髪型も決まっている尾花が、現在の姿はだらけた茶髪のあんちゃん風。一方、中年になって焦っている女料理人の早見倫子(鈴木京香)は、受けた試験に落ちて店が決まらない。倫子の口癖は「最高の評価基準である三ツ星を取りたい」。やさぐれの尾花と倫子が出会って東京に帰る。
   ひねくれている尾花と、忌々しいがちょっと作ってくれたエビ料理の美味しさに彼の抜群のセンスを認めざるを得ない倫子が、新しくフランス料理店を開催するまでの毀誉褒貶。鈴木京香が老けたが、木村拓哉の相棒としては貫録で負けない。他に、料理人挫折組で倫子に借金を肩代わりされて加わる京野(沢村一樹)や二つ星を取って意気揚々の他店のシェフ・丹後(尾上菊之助)など、スターぞろいで楽しませる。木村のドラマは大抵、近親憎悪のように悪口を言う批評家が多いが、筆者は第1回を見た限りではとても面白かった。厨房のディテールを見て、映画『ディナーラッシュ』を思い出した。(放送2019年10月20日21時50分~)

(黄蘭)

採点:1
今すぐ無料会員に登録して、コメントを書き込もう!
姉妹サイト
    loading...
お知らせ

注目情報

PR
追悼
J-CAST テレビウォッチ
アクセスランキング
  1. 菅義偉は疲労の極に達している。主な要因はコロナ対策と経済回復を同時にやろうとする菅を忖度しない尾身茂分科会会長だ。官邸スタッフは「政府の組織なのだからこっちの意向に沿って発言しろ、と。ところが尾身さんは無視して危機を訴える。総理は怒っていますが、下手に圧力をかければ学術会議の二の舞になるのでイライラが募っている」という
  2. 学校の健康診断で「上半身裸」になることが問題に!医師は3つの理由があるというが、立川志らくは「裸のまま移動する必要あるの?」
  3. 「エール」最終回コンサートに感動の渦!「本物の紅白でもやってほしい」「みなさん歌が上手でビックリ」「岩城さんのイヨマンテ、マジ凄すぎる」
  4. <エール>(最終回・11月27日金曜放送)
    まるでカーテンコール! 「エール」の人気キャラクター勢ぞろいでコンサート。紅白歌合戦さながら特別編のプレゼント
  5. 安倍晋三の「桜を見る会」事件が永田町を震撼させている。東京地検特捜部が安倍の事情聴取に踏み込むのか、特捜部にその"覚悟"があるのかに注目が集まる。しかし、ポストによると同じ疑惑の構図が菅義偉にもあるという。官房長官時代に毎年横浜のホテルで開いていた「菅の春の集い」がそれだ。
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中