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「ホームレス」たちのスマホネットワーク!空き巣に入りやすい家の情報交換

   千葉県で防犯カメラに映像が残っていた男が、2週間後に同じ家に侵入して現行犯逮捕、窃盗容疑で送検された。住所不定の71歳の男で、服のポケットから、レトルトのハンバーグ、インスタントラーメン、ピザパン、香典袋が出てきた。

   防犯カメラは侵入者を検知するとリアルタイムで家主に連絡が行くようになっていて、侵入の通報を受信して急いで帰宅すると、男がいて取り押さえた。「私は猫を追いかけて来ただけだ」「風呂の水をもらいに来た」などといって暴れ続けたが、警察が到着すると「お金がなくて、お腹がすいていた。何かあると思って入った」と犯行を認めた。

振り込め詐欺の「受け子」の募集も

   取り調べに対して、男はホームレス仲間から、狙いやすい家があると聞いていたと話している。NPO法人ほっとプラスの藤田孝典代表理事は「ホームレスはプリペイド式携帯などで情報を交換し合い、炊き出しの場所や日雇い仕事の情報を共有しています。一部では、振り込め詐欺の受け子募集など犯罪行為の情報が共有されることがあります」と話す。

   司会の羽鳥慎一「こういうホームレスネットワークがあるのは、驚きですね」

   玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「ホームレスのネットワークとは・・・想像していなかったですね」

   作家の吉永みち子「パンやインスタント食品を盗むとは、今どき珍しいと思いましたが、生きるためためだったんですね。ホームレスも厳しくなっているのでしょう」