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安倍首相にイチローやカズのウンコ移植!?持病「潰瘍性大腸炎」に画期的治療効果

   週刊文春がまた主要閣僚の首を取った。地元有権者の葬儀に公設秘書が来て、香典を渡していたところを撮られた菅原一秀経産相が、安倍晋三首相に辞表を提出した。菅原は菅官房長官の側近だから、ポスト安倍を狙う菅にとっては痛い黒星になった。年内解散を目論んでいるといわれる安倍首相を始め、ポスト安倍を狙う連中もこれで勢いづくかもしれない。

   その安倍について、アサヒ芸能にこんな傑作なタイトルが出ている。「イチローと三浦カズの『最強ウンコ』が安倍難病を救う」。失礼だが、こじつけのいかがわしい記事かと思って読んだら、意外にまともな内容だった。

   安倍首相が持病の潰瘍性大腸炎による頻繁な下痢に悩まされていることは広く知られている。官邸関係者は「安倍総理は時々、タックがついたゆったりしたズボンをはき、『膨らみ』が見て取れることがある。記者たちの間では、おむつ仕様のズボンだろうという認識でいます」

   首相を悩ませる持病には、全部の大腸を切除するしかないといわれてきたが、最後の切り札があるというのだ。それが、<「健康な他人の便を潰瘍性大腸炎の患者の腸に注入する『便移植』です」(慶應病院関係者)>。藤田紘一郎東京医科歯科大名誉教授も「大腸疾患には、腸内細菌の多様性こそ重要なのです。腸内細菌の種類が多ければ多いほど、人体に影響を及ぼす病原菌の増殖を防げます」という。

   便移植は欧米で流行しているそうで、年間2万人が死亡するといわれる大腸炎の治療法として一躍脚光を浴びているという。なかでも効果が高かった便の主は「スーパードナー」といわれるそうだ。

   それがなぜカズやイチローなのか。1998年のフランスW杯で日本のサッカーは大惨敗したが、あの時は、メンバーの多くが慣れないフランスの地で下痢に悩まされたためだったといわれているそうだ。試合の場所も選ばず、最高のポテンシャルを発揮できるカズとイチローは、腸内細菌が最強だというのである。

   これは絵空事ではなく、元Jリーガーの鈴木啓太は、アスリートの腸内細菌を活用できないかとベンチャー企業を立ち上げ、カズやイチローなどの便を採取して解析しているというのだ。

   このやり方で寛解した患者は移植患者の3割程度だという声もあるが、安倍首相の通う慶應病院は、便移植の認可を受け、実際に行っているという。安倍首相がカズやイチローのウンコを身体に移植するというのも、荒唐無稽な話ではないようだ。

ラグビー日本代表の年収いくら?リーチ・マイケル8000万円、堀江翔太4000万円

   サンデー毎日が、安倍内閣の閣僚には新宗教と関わりのある大臣が多くいると報じている。雑誌「宗教問題」の小川寛大編集長が調べたそうである。多くの新宗教団体が参画している日本会議とのつながりは、安倍首相をはじめとしてよくいわれるが、小川によれば、世界平和統一家庭連合(旧略称「統一教会」)との関係が多いというのだ。

   安倍晋三、麻生太郎、高市早苗、加藤勝信、今回辞任した菅原一秀、菅義偉、田中和徳、武田良太、衛藤晟一、竹本直一などがそうだという。もちろん、過去に教団側が発表したり、報道されたことがあるということで、深いつながりがあると断定しているわけではない。

   この教団は、過去に「勝共連合」という反共団体を持ち、選挙の際、保守系候補陣営に人を送り込んでいたと報じられたことがある。政治家は「李下に冠を正さず」。痛くない腹を探られないよう気をつけることが肝心だ。

   週刊文春が小室哲哉とシングルマザーの看護師との不倫を報じたのは、2018年1月18日号だった。発売後、小室は会見を開き、不倫を否定し、これからは妻・KEIKOの介護をすると語ったが、それ以降も、一度も妻とは会っていなかった。そして今年の夏、双方が弁護士を立てて、家裁に、KEIKO側は「婚姻費用分担請求調停」、小室側は「夫婦関係調整調停」を申し立てた。

   小室側は当初、生活費として月額8万円を提示してきたという。週刊文春によれば、年収は1億円を下らず、今も家賃100万円以上するマンションに暮らし、運転手つきのベンツを乗り回し、今も件の看護師と一緒にいるというのにである。会見後には、小室が可哀想、文春死ね! などとほざいた似非文化人たちは、この記事をどう読むのだろう。

   織田信成(32)というフィギアスケーターがいる。織田は2017年4月に関西大学のアイススケート部の監督を引き受けた。ここは歴史ある名門スケート部として知られ、数々の名選手を輩出してきた。在学時代からつながりの深い芝井敬司学長からも後押しされ、一度は断ったが、監督を引き受けた。

   その織田が今年の9月、関大側から「突如、監督退任」を発表されたのである。大学側は「織田の多忙」を理由に挙げているが、織田は「濱田美栄コーチ(59)の嫌がらせやモラハラがあった」と暴露し、今回、週刊新潮に初めて激白したのだ。

   織田によると、きっかけはこうだ。1人のコーチがリンクで指導できるのは3人までというルールがあるのに、濱田チームのサブコーチたちが、5人以上の選手をリンクで八の字に滑らせていたのを目撃した織田が、濱田に「危ないのでやめてもらえないか」と伝えると、「アンタは間違ってる!」と激昂したそうだ。このルールを作ったのは濱田自身なので、怒られたことに納得いかない織田だったが、以来、濱田は「あからさまに織田を無視する」ようになったという。

   それ以外にも、織田は練習時間の変更や、学業不振の部員にペナルティを課すようにしたが、濱田にことごとく否定されてしまったそうである。次第に織田はうつ状態になり、めまいや吐き気に襲われるようになってしまった。

   こうした状況を知ってもらうため、弁護士を伴って学長と話し合いの場を持ったが、意外なことに、「そういうことなら喧嘩両成敗、2人とも辞めてもらうことになると思う」と、学長からいわれてしまうのである。大学の文武両道の方針に則って部を変えようとした自分が、辞めなくてはいけないのか。ついに織田は辞任することを決断する。

   東須磨小学校のイジメを引き合いに出すまでもなく、学校という閉鎖社会では、一般社会では考えられない対立や足の引っ張り合いが"陰湿"な形で行われているようだ。

   ラグビーW杯は、日本代表の活躍で予想外の盛り上がりを見せた。ラグビーでは優勝しても賞金はゼロで、黄金色のエリス杯を授与されるのが最大の栄誉というところもカッコイイ。

   気になるのは、W杯が終わってからの選手たちの懐具合だが、週刊新潮によれば、キャプテンで東芝のリーチ・マイケルとキャノンの田村優は、8000万円程度を社会人リーグの所属先からもらっているそうだ。スクラムハーフの田中史朗、フッカーの堀江翔太、ウイングの松本幸太朗らは、年収も入れて4000万円強だという。

   W杯の活躍で、欧州などから声がかかる可能性もあるという。五郎丸歩がフランスのチームへ移籍した時には、当時の最高額2億円といわれたから、一気に億男になるかもしれない。

佐々木朗希はプロで通用する?練習ですぐマメ潰れて投げられないひ弱さ心配

   週刊ポストから2本。嫌韓記事が大批判を受けたからか、執拗に嫌韓について、毎号のように特集を組んでいる。今週号は嫌韓と在日について。現在、朝鮮半島にルーツを持つ在日韓国人の数は45万人、朝鮮籍で3万人だという。それも、若い世代になると、日本人と結婚するケースが少なくない。その間に生まれた子どもは、日本国籍を選択するケースが多い。2016年時点で帰化する道を選んだ人も36万人いるそうだ。

   今回の日韓の険悪ムードは在日には厳しいそうである。コリアNGOセンターの金朋央東京事務局長はこう話す。<「在日として政治的な立場を明らかにしたり、民族的な文化・教育活動に携わっている一部の人は別にして、大部分の在日に関しては、どういうふうにいまの嫌韓ムードを受け止めているのか、同じ在日でさえ、難しいのです。

   ルーツを明かして生きるのはエネルギーが要るし、韓国との距離感は人によって随分変わりましたから」>

   日本に育った在日の人たちは、日本と韓国の社会を注意深く見てきて、それぞれ生きる道を慎重に選んできた。在日コリアンには右から左までさまざまあるのに、その多様性を無視して、ひとくくりにしてほしくないという声は、われわれ日本人が、もっと耳を傾けなくてはいけないだろう。

   次は佐々木朗希について。ノンフィクション・ライターの柳川悠二が、U-18野球W杯で、佐々木の練習中に投げた163キロに迫る投球を見た時の衝撃を語っている。だが、佐々木はこの後、右手中指のマメが潰れたため、投げずに退いてしまったのだ。

   ひ弱すぎると思うのは、私だけではないだろう。これでロッテへ行って、大丈夫なのだろうか。しかし、松坂大輔を育てた横浜高校・野球部長の小倉清一郎は、「佐々木ほどのスケールの大きな投手はこれまで見たことがない。身体はまだまだで、足腰も鍛えられていないが、フォームをいじる必要性を感じない」とべた褒めなのだ。

   血マメができるのも、指先に力が伝わっている証拠だとし、プロに行けば豊富な治療法があるから心配ないという。あとは、ロッテが先行投資と思って、辛抱強く育てられるかどうかにかかっているようだ。プロの世界は気長に待ってはくれない。まして、ロッテのように優勝したくて仕方ないチームは、我慢が利くだろうか。心配だが、プロ仕様になった佐々木を見てみたいものだ。

   週刊文春で、昨年(2018年)まで宝塚花組男役「亜蓮冬馬」として活躍していたあんりが、ユーチューブで、宝塚歌劇団での日々について「一年目は囚人生活」「地獄の日々」と過激な発言を連発していると報じている。本人は批判があることを「あまり気にしてません」と話しているが、もっと宝塚の内幕を暴露してほしいものだ。

台風・水害で頼りになるのは「火災保険」いざというときのためにここをチェック

   台風19号で深刻な被害を受けた武蔵小杉の47階建てのタワーマンションだが、「不動産混乱」が起きていると週刊新潮が報じている。中層階の角部屋の2LDKは8000万円という価格帯だが、早くも住民の中には「売却価格が10%下がった」といっている住民がいるそうだ。

   不動産屋の間でも意見が割れているようで、「タワマンが林立する近未来都市の魅力で売る武蔵小杉の人気は、そう簡単に落ちない」という声もある。タワマンに詳しい住宅ジャーナリストの榊淳司は、「下水処理の方法が生活排水と雨水を同じ管で流す『合流式』だったりして、インフラ整備が追いついていない問題点が明らかになりました。(中略)数年後には2割ほど資産価値が下がっていると思います」という。果たしてどうなりますか。

   週刊文春では、台風で水害にあった場合、頼りになるのが火災保険だが、注意点が5つあるとしている。まず、水災補償を付けていないと、今回のような台風などで発生した洪水、高潮、土砂崩れなどは対象外になってしまう。

   補償金額をチエック。昔の契約には、2000万円の損害でも7割程度しか支払われないものがあるから要注意。賃貸でも家財保険をかけておいたほうがいい。保険証券はわかりやすい所に置いておくことだそうだ。

【絶対当たらない馬券術】天皇賞・本命はアーモンドアイで決まり!楽しみなサートゥルナーリアとの激突

   今週の天皇賞は面白い。最強馬アーモンドアイと、前走強い勝ち方をしたサートゥルナーリアが激突するからだ。サートゥルナーリアが前走と同じ走りをすれば、アーモンドアイが届かないシーンもあるかも。

   結論。ルメールがアーモンドを選んだ時点で、アーモンドの本命は決まり。逃げてしぶといアエロリットと、今回は早めに動くだろうダノンプレミアムがいるから、サートゥルナーリアにはきつい展開になる。対抗はダービー馬のワグネリアン。単穴にアエロリット。△はケイアイノーテック、スワーヴリチャード、ユーキャンスマイル、ダノンプレミアム、ランフォーザローゼスまで。GOOD LUCK!

   

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。