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NHKよ、チュート徳井を「いだてん」に出すの、出さないの? ネット上では「出すな!」の声が圧倒的

   お笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実(44)が約1億4000万円の巨額申告漏れと所得隠しが発覚、活動自粛に追い込まれた問題で、NHK大河ドラマ「いだてん」が苦境に立たされている。徳井は「東洋の魔女」と呼ばれた女子バレーボール日本代表の大松博文監督役という最終版ヤマ場の重要な役で、11月3日(2019年)放送から出演予定だからだ。

   麻薬取締法違反で有罪判決を受けたピエール瀧(52)の場合は、代役を立てて撮り直したが、今回は時間的に撮り直しは難しい状態といわれる。28日午前10時現在、NHKは対応策を発表していないが、27日放送の次週予告では徳井の顔が映ることはなく、バレーボールの練習場面で「死んでも立て」とハッパをかける声だけが流れた。

「大松博文は偉人なのに、脱税男に偉そうなことを言わせる気か」

   インターネット上では「いだてんファン」の間から「どうするの、NHK?」と不安の声が上がっている。圧倒的に多いのは「徳井を出すべきではない」という声だ。

   「『貧すれば鈍する』の典型だ。NHKは、税金逃れをした徳井に何もせず、国民の前で偉そうなことを言わせる気か」

「大河ドラマの役者を決めるとき、演技力より人気を重視しているからこんなことになる。今年のたけしとか、昨年の鶴瓶とか、役柄に合わない役者をあてる傾向がある。徳井は役者として実績はないのに、低視聴率を徳井人気で補おうという意図があるのだろうこう。『NHKから国民を守る党』にまたやられるよ」

   「大松は偉人です。東洋の魔女は番組の白眉であり、最も感動的なエピソードになりそうで楽しみにしていたのにがっかりです。時間がないとかで、もし出たらNHKに抗議しようと思います。とても腹立たしいからです」

   一方、徳井を擁護する声もある。

   「徳井は逮捕されたわけじゃないから、撮影済みの映像はそのまま放送すればいい。最近は、どこの社会も自粛圧力強すぎるよ」

   いずれにしろ、「モヤモヤしているから早く決めてほしい」という声が多かった。

「再放送見たら最終章予告でついに徳井が消えていた。すぐ後のニュースでNHKではまれな徳井のニュースまで流れていたが、公式サイトの動画にはまだ映っていた。早く、早く、どうするか決めてほしいです!」

   「(視聴率)3%のマイノリティーです。東洋の魔女と大松監督、これからクライマックスに向けて感動のエピソードになるはずなのに、水を差され過ぎです。配役は誰でもいいから、ともかくドラマは最後まで楽しませてください!」(テレビウォッチ編集部)