2020年 1月 29日 (水)

異次元の羽生は立派だが、ジャンプの回転数競うフィギュアは、まるでサーカスかアクロバット大会のようだ
<フィギュアスケートGP第2戦カナダ大会 男女フリー>(テレビ朝日系)

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   この日の同時刻、他局では鳴り物入りのキムタクドラマ2回目が放送されており、両方の録画も取りながら、2台のテレビでロンパリ状態。うまい具合に後半の男子フリーで、他局の連ドラは終わっていた。この圧巻の羽生結弦のフリー演技について何か言う人間がいるだろうか。最初の4回転こそ着地で少しバランスが危うかったが、最後に行くにつれて風格といおうか余裕といおうか、文句なし。
   羽生は細い体で10代の時はスタミナがなかった。後半はフラフラして心配だった。それが24歳の今、最後まで余裕があり、絶対の自信が見て取れる。それでもサイボーグのように4回転を何本も決めるネイサン・チェンには合計点で負けている。続いて4回転半や5回転が常態化すると、それこそフィギュアスケートというよりはサーカスかアクロバット大会になってしまわないかと心配する。
   既に女子ではロシアの15歳が男並みの4回転を複数跳んで、紀平梨花を逆転してしまった。これって果たして幸せなことなのであろうか。古い話だが、札幌大会でアメリカの愛くるしいジャネット・リンちゃんが、本番ですってんコロリンこけてしまったが、表彰台に上がれた長閑な時代であった。それでもつまらなくはなかった。
   クレバーな羽生は遠い目で心に期すものがあるようなことを言っていた。多分、さらに難易度の高いジャンプを見せるはずだが、怪我するな。女帝に意地悪されている織田信成の解説はよかった。(放送2019年10月29日、27日21時~)

(黄蘭)

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