2019年 11月 17日 (日)

事故調査委員になる真っ白い顔の女工学者、松雪泰子。謎解きは予想通りだが、演出のテンポは悪くない
<ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル 第2回」(NHK総合)

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   天才的な工学者の天ノ真奈子(松雪泰子)は事故調査委員会に招かれて真実を追及する学者。母親(余貴美子)も高名な国立工学創造センター長という家系の女性である。今回はある中学で集団食中毒が発生し、原因は給食に出されたハムだと判明するが、工場長の江島(嶋田久作)は不愛想だが徹底した仕事ぶりで疑う余地がない。

   部長の片山を演じるのは、あらら、演出家でもある宅間孝行、ここで筆者が毎度指摘するのは、有名俳優が謎解きドラマに出てくると、大抵は回りまわってその俳優が犯人役になっている場合が多い。今回も同様で、宅間の部長が登場した時に、ははん、こいつが関係しているナと思ってしまって興ざめ。案の定、ボスから経費節減の厳命を受けていた片山は、匠という有名ブランドのハムに格下のハムを偽装するため、スライスしたハムを素手で包装し直して、菌が付いた。黄変ブドウ球菌は加熱で死ぬが、毒素は残ったのである。

   事故原因は予想通りでつまらなかったが、真っ白い顔をして無表情のオンナ先生・松雪の貫禄勝ちである。助手になる堀井新太、須藤理彩などコミカルな脇の人物たちと、口の減らない母親学者・南雲喜里子の上から目線など、演出のテンポは悪くない。

   NHKサン。禄でもない大河ドラマなんか止めて、土ドラやドラマ10などのバラエティ豊かな作品で頑張ったら? 丸1年の大河ドラマなんて、このくそ忙しい現代に、もう向かないと思う。(放送2019年10月25日22時~)

(黄蘭)

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