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小学2年生の「算数ではバツだけど素敵な正解」駅まで30分。何時に家を出ればいいでしょうか?

   「ゆきこさんの家からえきまで30分かかります。8時50分にえきにつくには家を何時何分に出るとよいですか。りゆうも考えましょう」

   これは小学校2年生の算数問題だ。正解は8時20分だが、ある女の子が「8時15分」と答えた。理由は「8時20分だとぎりぎりで、あせるとあぶないから」だった。

   テストでは「バツ」になったが、その答えをうれしく思った父親がツイッターに投稿したところ、「100点満点だ」「道徳の問題だったら正解」などと、27万件を超す「いいね」が付き、「神解答」としてネット上で話題になっている。

27万件の「いいね」に大照れ

   「モーニングショー」のスタッフが父親(34)に電話すると、「うれしいですね。『字がキレイ』というコメントをしてくださっている方が何人かいらっしゃったんですけど、(娘は)ただただ照れて、恥ずかしがっていましたが、うれしそうでした」と話した。

   父親は娘が「何が間違いなの?」とすねた顔で聞いたとき、「算数で5分前行動しちゃダメ。でも考え方はあってるよ」と褒めていた。

   女の子には4歳の弟と1歳の双子の妹がいて、両親は予期せぬハプニングが起きるので、いつも余裕をもって行動しているという。娘に直接伝えてはいないが、そんな親の姿を見て自然と「5分前行動」が身についていたのだろうという。

   司会の羽鳥慎一「どうですか、この答え」

   浜田敬子(「ビジネスインサイダージャパン」統括編集長)「学ぶということは、どういうことなのか、改めて感じました。8時20分と15分の違いを膨らませていくと、素晴らしい題材になるなと思いました」