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安倍事務所主催の「高級ホテル夕食会」会費5000円でホントにできるの?補填してれば公選法違反

   安倍首相主催の「桜を見る会」は、とりあえず来年度(2020年)の中止が決まったが、野党は矛先を変えて、新たな疑惑を追及している。安倍首相の事務所が後援会関係者を集めて「桜を見る会」の前日に開いていた夕食会だ。ここ3年はホテル・ニューオータニで開かれていて、会費は1人5000円だったが、「安倍首相側が補てんしていたのではないか」と批判している。差額を補てんしていたとすれば、公職選挙法違反にあたる。

野党側は「最低でも1万1000円以上のはず」と追及

   立憲民主党の安住淳国対委員長はきのう14日(2019年11月)、「当該ホテルに確認したが、立食の会食は最低1万1000円以上からやらせてもらっていると言っていた。なぜ5000円でできたのか。その差額をどうしたのかは非常に大きなヤマだと思います」と語った。

   これに対し、菅義偉官房長官は「5000円でできないことはないんじゃないでしょうか。私どもはいろいろやってます。(安住氏は)責任ある人に本当に聞かれたんでしょうか」と反論した。

ホテル側が首相に忖度して特別割引?

   司会の小倉智昭「聞いてると、なんとなく危ういなという感じはしますね」

   若狭勝(弁護士)「安倍さんが主催しているので安くしておこうかと、ホテル側が自主的に安くしていたなら、問題はないということになってしまいます」

   別所哲也(俳優)「特別割引みたいなものがあったのか、ホテル側が説明する必要があるかもしれません」