2024年 4月 16日 (火)

「雅子皇后の涙」人間として当然・・・苦難乗り越えやっとここまでという気持ちがあふれた

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   雅子皇后の涙が話題である。1回は11月9日(2019年)の「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」で、「嵐」がこの式典のために用意された組曲『Ray of Water』の第三楽章を唄いあげた直後、ステージを見つめて涙を拭われた。まさか「嵐」の歌に感動したわけではあるまいが(娘の愛子さんは嵐好きだそうだ)。2度目は翌日の「祝賀御列の儀」のパレードで、国会前、ちょうど外務省が見えるあたりで、雅子妃の目に涙。

   涙の意味がいろいろ取り沙汰されている。<「〇四年の適応障害公表後、長期にわたったご静養など、十数年の苦労を思い出してのものではないでしょうか」(皇室ジャーナリスト)>(週刊文春)

   週刊新潮は、美智子上皇后に抗っているのではないかと、物騒な推測をしている。それは、障害者の作文を聞いたときも、被災地を見て回った時なども、雅子妃は涙を見せることが多いそうだが、美智子さんから「公務においては涙を見せないように」「皇族は、いずれの場でも同じように振る舞うべきで、公の場で感情を表し過ぎることは控えましょう」と"ご指導"を受けていたというのである。ところが、その教えを受け入れながらも、雅子皇后は令和流に換骨奪胎し、朗らかに笑い、涙を流したのだというのだ。

   私はそれでいいと思う。あれだけ子どもを産め、男の子を産めと、宮内庁職員から責められ続けた雅子さんが、そのこともあって適応障害という病に苦しみ、メディアから激しいバッシングを受けてきた。そうした苦難の道を歩んできた雅子さんが、これまでを振り返って涙するのは、人間として当然だと思う。涙の後に見せる神々しいまでの晴れやかな笑顔が、雅子さんの今を表していると思う。

いまどき女子アナにもてるのはユーチューバー!フジテレビ久代萌美の相手も月収300万円のはるくん

   FLASHは、人気ドラマ「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)で熱演して、女性人気急上昇の眞島秀和(42)が、美人雀士の渡辺洋香と仲睦まじく食事をしているところを激写した。すわ、密愛発覚かと思ったら、2人は3年ほど前から結婚しているというのだ。仲良きことは美しきかな。

   フライデーは、「ワイドナショー」や「さんまのお笑い向上委員会」でアシスタントを務めるフジテレビの久代萌美アナ(30)が、ユーチューバーのはるくん(24)という男性と半同棲中だと報じている。6歳年下だが、はるくんはトップユーチューバーだそうで、最大月収は300万円にもなるそうだ。昨今は、プロ野球選手やIT社長よりも、ユーチューバーが一番女性にモテる職業だという。時代は変わっているようだ。

   アサヒ芸能は、アラフィフになっても、その美しさが(というよりも可愛らしさか)衰えない石田ゆり子(50)の日常を追っている。毎週水曜日は元麻布のジムに通って汗を流し、そこから恵比寿の伊勢丹で買い物をするのがルーティンだそうだ。10年以上、ビラティスを続けているそうだが、はて、ビラティスって何? 女性の体幹強化に役に立ち、1日わずかな時間でできるヨガのようなものだそうだ。

   犬の散歩を兼ねてウオーキング中にセリフを覚えるという。彼女の健康法は、体を温めることで、撮影中は薄めの腹巻きや防寒タイツなどでしっかり対応しているそうだ。仕事が終わった後には、長めのお風呂につかる。いいね、一緒にお湯につかりたいね。彼女、大変な稼ぎがあり、豪邸に住んで、それとは別に3億円のマンションも買っていたそうである。男はいないのかな。

来年7月5日に都知事選!小池の対抗馬で名前が上がる丸山珠代、菊池桃子、松岡修造

   週刊文春は、先週やった森田健作千葉県知事(69)の公私混同問題を今週も追及している。台風15号で千葉県が深刻な被害を受けていた9月10日(2019年)に、自分の別荘に公用車を使って帰っていたことを指摘され、定例会見で釈明中に、コップを持つ手が震えていた。

   週刊文春によれば、森田という知事は、現場視察が相当嫌いらしい。東日本大震災のときにも、浦安の液状被害が深刻だったのに、浦安市長が連絡してもまったく連絡が取れず、結局来たのは、震災3か月後、それも菅直人首相が来るというので、ようやく腰を上げたというのだ。

   週刊文春は、総額5000万円が使途不明金になっていると追及しているが、こんな知事を当選させてしまった千葉県民にも、いささかの責任があると思う。

   ところで、ソフトバンクとLINEが経営統合する話し合いが進んでいると、日本経済新聞がスクープした。これで世界の巨人である「GAFA」に対抗できると、お気楽な論調もあるようだが、私にはそうは思えない。15年ぶりの営業赤字決算を発表した孫正義が、そうしたところから目をそらせるために仕組んだ大博打ではないのか。

   週刊新潮で、会計評論家の細野祐二が「ソフトバンク破綻への道」を寄稿している。細野は、最大の問題はSBGの連結有利子負債が合計16兆円というとてつもない巨額なもので、2022年3月期には「国内の劣後債など合計1兆3056億円の返済期日がやってくる」(細野)が、「私には、返済資金の目途はつかないように思える」(同)と悲観的だ。

   細野は「本当に反省しなければならないのは、孫氏自身の経営思想そのものではないか」と批判している。次々に大きな夢を振りまくのはいいが、その先にあるのが「破滅」では、どこぞのスーパーの創業者のようになってしまう。

   東京五輪の前の7月5日(2020年)に都知事選挙をやるようだが、これは、五輪直前だと小池都知事の楽勝になるので、できるだけ開催日から離して日程を組むよう、反小池都知事の急先鋒で、かつての都議会のドン、内田茂元幹事長らが暗躍したと、週刊新潮が報じている。

   そして、小池都知事に勝つ候補として、参議院議員の丸川珠代、先に経済産業省の次官候補と結婚した菊池桃子、松岡修造などを押し立てようと画策しているそうである。松岡が出てくれば面白いとは思うが、出ないだろうな。

認知症の権威・長谷川和夫「自分も嗜銀顆粒性認知症。昼か夜かわからなくなる」

   週刊新潮で連載していた「認知症との闘い」が終わった。私は気になるからずっと読んでいたが、今回は、認知症の権威として有名な精神科医・長谷川和夫(90)の話を中心にやっている。長谷川は17年10月に、自分が嗜銀顆粒性認知症患者であることを公表した。嗜銀顆粒が脳に溜まり、記憶障害が出るそうだ。80代以降に発症することが多く、進行は比較的遅いのが特徴だという。

   長谷川によると、朝は頭がすっきりしているが、午後1時を過ぎると認知症っぽくなるそうだ。「自分の中に医師としての自分と患者としての自分がいる」と話す。忘れっぽくなったり、昼か夜か分からなくなったりするそうである。

   長谷川は、認知症患者に安心感を与えるのは、「自分は知らないけど、相手は自分のことを知っている」という状態だという。彼の義父がアルツハイマーになった時、長谷川も妻も黙っていたら、当時20歳の次女が、「おじいちゃん、私のことわからなくなったと言ってるけど、私たちみんなおじいちゃんのことを知っているから大丈夫よ。心配ないよ」といったら、義父はホッとした顔をしていたそうだ。いい話だ。

「桜を見る会」疑惑で安倍を守らなかった菅!官邸内暗闘でもの凄いスキャンダル炸裂説

   つぎは週刊ポストから。安倍派と菅派で醜聞爆弾の投げ合いが始まるという。法務・検察トップの検事総長の次を巡って、菅官房長官は検察ナンバー2の黒川広務・東京高検検事長を強く推していた。そのために腹心の河井克行を法務大臣に起用したのだが、スキャンダルが発覚してコケてしまった。

   しかも、安倍首相は河井の後任に、菅に近い人物ではなく、自身の出身派閥である細田派の森雅子を起用した。これに菅が反発して、「いよいよ菅さんの逆襲が始まるらしい。今度は安倍首相側近のものすごいスキャンダルが表に出る」。そんな噂も永田町に流れているという。

   「桜を見る会」の公私混同が発覚して追い込まれている安倍首相だが、来年の会を中止した。その裏には、菅が安倍を守ろうという意識がなく、早々に中止へと踏み切ったからだと、永田町雀たちが囁いているという。菅が安倍首相から離れるのも近いかもしれない。

   週刊現代が、「アパレル崩壊、そして三越伊勢丹がなくなる日」という特集を組んでいる。1999年には311店を数えた日本の百貨店も、20年には200店舗を割る勢いで閉店が続いている。中でも百貨店の雄である伊勢丹までが、次々に相模原店や府中店を閉店しているのだ。アパレル関係の売れ行きが落ち、最大手のオンワードが600店の閉鎖を発表し、4期連続の赤字が続く三陽商会も岩田功社長が辞任した。

   週刊現代によると、経済産業省の商業動態統計調査では、およそ40年前の1980年の百貨店・スーパーの売上比率は、食料品30.8%に対し衣料品が42%だった。これが18年には、食料品59.4%、衣料品20%という割合に変化したそうである。アパレルのテナントよりも、デパ地下の方が3倍も売り上げている計算になるのだ。日本から百貨店が消える日が来るのもそう遠くないかもしれない。(文中一部敬称略)

【絶対当たらない馬券術】「マイルチャンピオンS」人気通りのダノンプレミアムとダノンキングリー

   今週はマイルチャンピオンS。ダノンプレミアムが人気だが、中2週というローテーションがやや気になる。ダノンキングリーは前走は強い競馬だったが、戸崎から横山典への乗り代わりが「?」か。

   千々に乱れるが、初心貫徹。本命はダノンプレミアム、対抗はダノンキングリー。単穴はなし。△はすべて外国人騎手の馬で、ダイアトニック、アルアイン、レイエンダ、ペルシアンナイト、プリモシーン。GOODLUCK!

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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