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NHK朝ドラ「スカーレット」息切れか・・・視聴率20%超え維持できず

   NHKの連続テレビ小説「スカーレット」(総合あさ8時)は中盤に差し掛かってきたが、44話までの平均視聴率は19・7%と20%台を維持できなくなってきた。女性陶芸家の頑張りがストーリーでは視聴者になじみが薄く、舞台は焼き物の里の信楽ばかり、貧乏の苦労話が延々と続き、ヒロインの戸田恵梨香がこれまた老け顔で地味ときては、朝から暗い気分になってしまうといまひとつ人気化しないのだ。

   天皇の即位礼正殿の儀と重なって放送時間がずれ、13・9%まで視聴率が落ちるという『不運』もあるが、話題性に乏しいのは致命的だ。このままでは、「あさが来た」(2015年後期)から続いている平均視聴率20%台も途切れる心配がある。(テレビウォッチ編集部)