2019年 12月 8日 (日)

3Dでの足型を調べてくれる靴売り場。日本でただ1つの足病科のある下北沢病院。転ばない靴の開発にかける男たち
<ガイアの夜明け 驚きのシューズ革命!>(テレビ東京系)

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   番組全体が壮大な企業の宣伝広告と言えないこともないが、最先端の商品研究開発啓蒙番組と言えないこともない。今回は高齢化時代の「転ばないための靴」開発である。驚いたことがいくつかある。
   新宿の伊勢丹靴売り場に3Dの足型を取ってくれて、1000足もの中から合う靴を探してくれるサービス。あちこちで靴の研究が進んでいて、今は戦国時代。大メーカーのアキレスも競争が激しくて、靴の売り上げが激減し他の商品が85%を占めでいる。疲れにくい靴のアキレスソルボというブランドを成功させるために、2002年入社の坂本社員が任されて、巣鴨のおばあちゃんの原宿に同行取材。
   驚いたのは日本でただ1つだけ足の病院があること。下北沢病院で、足病科は3か月もの予約待ちだそうだ。ここの院長の久道勝也医師兼理事長は、年寄りが家の中で転倒して寝たきりになったりするので、繊維メーカーのグンゼと組んで、転ばないルームシューズの開発を提唱している。カメラは密着して、老人施設の90歳の高齢者に試作品を履かせてみる。めったやたらと杖をついた年寄りが徘徊している現在のニッポン、研究成功の暁には大儲けか。
   『ガイアの夜明け』ばかりでなく、この局の企業や経済問題中心の制作態度は、確かに宣伝臭は気になるが、基本的に素晴らしい。大昔から市井の片隅で名もなく地道に技術や伝統を守ってきた中小企業の人々の逞しさを、映像で残すだけでも意義があることだ。(放送2019年11月19日22時~)

(黄蘭)

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