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紅葉シーズン真っ盛り高尾山!大混雑で登れない、下りられない、景色も見えない・・・

   東京・高尾山の紅葉が見頃を迎えているが、登山客が殺到しトラブルも起きている。「こんなに混んでいるとは。初めて来たのですが、残念です。ツアーのバスの時間に間に合わないので上に登れなくて」と中年女性。「乗れないから土産を買うだけ」と帰る人もいた。

   高尾山は標高599メートル、都心から約1時間、気軽に楽しめると人気だ。2007年には「ミシュランガイド三つ星」に認定され、外国人観光客の間でも話題となり、年間の登山者数は約300万人と、登山者数が世界一多い山といわれている。11月中ごろから12月初めが紅葉シーズンだ。

ケーブルカーは1時間待ちでラッシュ並みのすし詰め

   サンダルと短パンの人、ベビーカーを押す人、犬を連れた人。ケーブルカーの乗り場は1時間待ちで長蛇の行列。車内は通勤ラッシュ並みのすし詰め状態。終点までの6分間、身動き取れない。ケーブルカーとしては日本一の急勾配といわれるが、景色を眺める余裕もない。

   山頂にたどり着いても、上がる人、下りる人でまた混雑。山頂の看板では写真撮影のために長い行列。「もみじまつり」名物のマス酒も販売されている。当然ながら、飲みすぎる人もいる。

   夕方6時すぎ、その日は最終のケーブルカーを30分遅らせたが、満員で乗り切れなくて、暗い山道を降りて行く人もいた。

   司会の羽鳥慎一「これだけ人が集まっているんですねえ」

   浜田敬子(「ビジネスインサイダージャパン」統括編集長)「ゴミの問題や自然が荒らされたりする問題が起きていれば、ある程度、入場整理券など手当が必要かもしれませんね」

   玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「混んでいるから行く、という人もいますからね」