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女性の「生理」に理解ないのは男だけじゃない!?意外に多い女同士のいざこざ

   あさイチが女性を対象に行ったアンケート調査では、「生理に対して理解が足りない男性にイライラする」という声はもちろん多かったが、「女性同士でもわかり合えずに辛い思いをした経験がある」という声も寄せられた。

   モヤモヤの1つ目は「母と娘の間のモヤモヤ」。娘は生理痛が辛かったが、母には生理痛の経験がなく、「たかが生理で具合が悪いなんて精神が弱い。甘えだ」と言われ続けた。のちに病院にかかったら子宮筋腫と判明し、手術を受けた。娘の生理痛は甘えではなく病気だったのだ。

   2つ目は「PTAでのモヤモヤ」。生理中にも関わらず、学校行事で1日中立ちっぱなしで焼きそばを作り続けてフラフラになったという。「後ろではボスが見張っていて、座ることもできませんでした。『生理で辛いので休ませて』なんてとてもじゃないけど言い出せませんでした」

   3つ目は「職場でのモヤモヤ」。生理痛を我慢しながら仕事をしていたが、女性の先輩から「私は閉経したから生理痛のことなんて忘れちゃった」と言われ、配慮をしてもらえなかった。

「生理を理由に休まれるとモヤモヤ」

   生理痛が辛い女性をフォローする側の女性からの「モヤモヤ」も寄せられた。生理を理由に仕事を休む人を見ると、「同性なのにモヤモヤします」という。この女性は生理の日も薬を飲んでパートに出ているという。

   坂下千里子(タレント)「女性だからこそ、『私は大丈夫なのに何であなたは』って思われてるんじゃないかっていうのが怖いですね。気を遣っちゃう」

   LiLiCo(タレント)「私はすごく元気な方だったけど、一緒に働いている方がすごく(症状が)重くて、よく帰ってたんですけど、『お大事に、大変だね』としか思わなかったですね。私だけ働かなきゃいけないっていうんじゃなくて、働けば宝物はそれなりに増えるわけだから、何とも思わないですよ」

   産婦人科医の高尾美穂さんは「女性の方が厳しいんですよ。『自分は大丈夫だった』というだけではなくて、自分とは違う経験をする人がいるということをまずは考えるのが大事ですね」