2019年 12月 14日 (土)

上川隆也の3分男は面白いが、犯人役が最初の方でバレてしまって興ざめだった
<遺留捜査 新作スペシャル>(テレビ朝日系)

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   「3分だけ時間を下さい」男の糸村聡刑事(上川隆也)が活躍する新シリーズのスペシャル。同窓会に出席していたが誰も名前を知らない男が殺され、糸村や神崎莉緒(栗山千明)が調べる。疑わしいのは同窓会にも出席していた旅行会社社長の名波清香(南野陽子)だったが、彼女には同窓生で生け花師匠の新田千栄子(田中美奈子)と会っていたというアリバイがあった。

   殺された男は病死した妻が同窓生で、名波に会いにわざわざ自家製のシジミの入ったコロッケを作って持ってきていたのであった。例によって例のごとく、30年も前の高校時代の出来事が事件の真相に関係していて、神崎に呆れられながらも糸村の努力で解決する。

   「遺留捜査」であるから遺留品が問題なのだが、シジミ入りのコロッケとは、いよいよネタ切れか。同じ局の「科捜研の女」でも、死体に付着していた僅かな植物などが解決のヒントになるが、際限もなく珍しい遺留品を小道具に使って、肝心の人間心理や時代の社会現象などには余り目配りがされない筋書きオンリーのドラマだ。

   糸村の人物像は3枚目的で面白いが、ドラマ展開は途中から読めてしまって興ざめである。折角の一流俳優が主演しているのであるから、脚本をもっと選んで作った方がいい。それと、毎回指摘するのは犯人役の俳優が登場した途端にバレてしまうこと。今回は濱田マリ。彼女が怪しいと一発でわかったのである。勿体ない。(放送2019年11月24日21時~)

   (黄蘭)

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