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<スカーレット>(第59話・12月6日金曜放送)
妹・直子はなんで東京から逃げ帰ってきたのか・・・お母ちゃんだけに悲しい思いを話した

   かつての居候で、喜美子に柔道を教えてくれた草間宗一郎(佐藤隆太)に連れられて、妹の直子(桜庭ななみ)が東京から信楽に戻ってきた。みんな、東京で何があったのか心配しているのに、直子は「男と女の痴情のもつれや」なんて平気な顔して言う。

   そんな直子も母親のマツ(富田靖子)には真相を打ち明けた。直子は新人指導係の男性を好きになってしまったのだ。しかし、彼には付き合っている女性がいるという。「うちのことは妹みたいにしか思うてへん。ほやけど、うち、服買うたよ。口紅も化粧水ゆうのんも買って。お金ようけ使てしもた。好きになってしもてん。どうしてええか分からん」

   マツ「お母ちゃんに言わしたら、直子は正直もんや。自分の中の好きゆう気持ちに気づいて、好きゆう気持ちを大事にしたんやな」

   直子は涙をぬぐった。そして「話せてすっきりした。もうええ、東京へ帰るわ」と晴れ晴れとした顔を見せた。

喜美子が一人前の絵付師になって喜ぶ草間

   そのころ、父の常治(北村一輝)は草間を連れて飲み歩いていた。草間は近々、貿易の仕事で台湾に行くことを告げる。

   翌日、草間は丸熊陶業を訪れた。喜美子が初めてデザインした火鉢を見に来たのだ。絵付師として一人前になった喜美子の仕事ぶりを自分のことのように喜んだ。「心から好きな人ができると世界が広がるよ」

   そう言い残し、草間は直子を連れて東京に帰って行った。

(NHK総合あさ8時)