J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

大麻・MDMA買いに来た沢尻エリカ「顔を隠してコソコソ」密売人がその時の彼女を証言

   沢尻エリカは違法薬物MDMAを所持していたとして起訴された。一部には不起訴説が出ていたが、そう甘くはないということだ。前にも書いたが、沢尻の薬物歴は10年以上にもなる。フライデーが、ロンドンで沢尻に大麻やMDMAを売ったという「密売人」が告白している。2008年から4~5回、ロンドンのオールド・ストリート駅近くのクラブ「C」で落ち合ったという。

   <「初めて会ったときの沢尻容疑者は、ツバの広い帽子で顔を隠し、コソコソした様子でした。クラブの中で私がドリンクを購入する列に並んでいたら、その列に割り込んできた女の子がいたんです。(中略)彼女は目立たないように大麻とMDMAを購入し、1時間ほどで帰っていきましたよ」>

    全部で大麻を計85グラム買ったそうだ。通常、3.5グラムで1~2週間といわれているそうだから、数か月は持つ量だったという。フライデーは、沢尻とかつて付き合っていた芸能人たちが戦々兢々としていると報じているが、女を見る目がなかったのだから自業自得であろう。

    週刊文春に、2009年に覚せい剤取締法違反で夫と共に逮捕され、懲役1年6か月、執行猶予3年の有罪判決を受けたのりピーこと酒井法子(48)が、上場会社専務(49)と熱愛していると報じ、2人を激写している。酒井は芸能界活動を中止し、夫とは離婚して、小学生の長男と共にひっそりと暮らしていたが、中国や台湾で人気があり、少しずつ芸能活動を再開し、ディナーショーなども完売するほどに復活してきたという。

    すぐに50になる元アイドルと付きあっているのは、M&Aの仲介を担う東証一部の「日本M&Aセンター」の大槻昌彦専務だそうである。大槻は独身で、熱烈な酒井ファン。結婚したいという意思があるそうだ。

    覚せい剤中毒はよほど意志が強くないと、再犯率がすこぶる高い。彼女もそうだが、清原和博も必死に自分を制しているに違いない。清原の別れた妻も、最近では夫にエールを送るようになってきているようだ。この2人は応援したくなる。

週刊文春恒例「ミステリーベスト10」予想通り1位は横山秀夫「ノースフライト」だけど、私のお薦めは高村薫「我らが少女A」

   12月4日(2019年)、中村哲医師がアフガニスタンで銃撃され、殺害された。73歳だった。九州大学医学部を卒業して医師免許取得後、1984年からパキスタンの州都ペシャワールに赴任して以来、20年以上にわたって医療活動に従事してきた。その後、アフガニスタンに活動の拠点を移し、水があれば多くの病気と帰還難民問題を解決できるとして、枯れた井戸を再生し、ガンベリー砂漠まで25キロを超える用水路完成に尽力した。

   なぜ殺されたのかは不明だが、惜しい人を失った。政府は、彼にこそ国民栄誉賞を与えるべきではないのか。

   週刊文春の今週の注目記事は、恒例の「ミステリーベスト10」だろう。国内部門の1位は、予想通り、横山秀夫の「ノースフライト」(新潮社)だった。ミステリーとしてよりも、上質な文学作品という趣だ。

   2位は奥田英朗の「罪の轍」。奥田にはやはり東京五輪を背景にした「オリンピックの身代金」という傑作がある。3位は今村昌弘の「魔眼の匣の殺人」(東京創元社)。今村は「屍人荘の殺人」が1位になったことがある。私は読み始めたが、ゾンビがうじゃうじゃ出て来るところで本を閉じた。私好みではない。

   4位は米澤穂信の「Iの悲劇」。5位に相沢沙呼の「medium霊媒探偵城塚翡翠」(講談社)。私のお薦めは8位の高村薫の「我らが少女A」だ。

   海外部門の1位は、去年も「カササギ殺人事件」で1位になったアンソニー・ホロヴィッツの「メインテーマは殺人」(創元推理文庫)。まだ未読だが、読んでみよう。2位はスチュアート・タートンの「イヴリン嬢は七回殺される」(文藝春秋)。3位がピーター・スワンソンの「ケイトが恐れるすべて」創元推理文庫)。

   4位に劉慈欣の「三体」(早川書房)が入っている。7位には陳浩基の「ディオゲネス変奏曲」(ハヤカワ・ポケット・ミステリー)、9位に雷鈞の「黄」(文藝春秋)が入っているのが今年の特色であろう。中国、香港と、アジアのミステリー作家たちの作品が読まれるのはいいことだ。中でも「三体」は傑作だ。5位はドン・ウィンズロウの「ザ・ボーダー」(ハーパーBOOKS)。

NHKは「近々に起こる大地震情報」掴んでいるのでは!?異例の4夜連続の防災シミュレーションドラマ

    けさ6日(2019年12月)のテレビ朝日系「モーニングショー」が、首都圏大地震について詳しくやっていた。私は、NHKは近々起こる大地震についての何らかの情報を掴んでいるのではないかと睨んでいる。NHKは12月2日から4夜連続でVFX映像を使って描き出すドラマ「パラレル東京」を放送した。

   NHKはこのドラマについてこう紹介している。「30年以内に70%の確率で発生するとされている首都直下地震。内閣府が発表した被害想定に基づき、『架空の東京=パラレル東京』で『そのとき何が起こるか』をお届けします」

    週刊現代は今号で名古屋と横浜に大地震、「要注意」だと報じている。<「名古屋市内には、中心部を通る3本の断層が存在しています。現在、この断層が危ないと言われているのです」(立命館大学・高橋学環太平洋文明センター長)>

    内閣府の中央防災会議が組織する「南海トラフの巨大地震モデル検討会」は、東海地震に対して警戒を強めているという。駿河湾近くを震源とする東海地震は、これまで平均して150年に1回という周期で中部地方を襲ってきているそうである。直近で、最後の東海地震となるのが安政東海地震だが、発生からすでに165年も間があいているからというのが根拠だ。

    さらに、横浜にも巨大地震が起きる可能性が高いという。<「横浜市から南に10キロほどのところに位置する三浦半島断層群の武山断層帯は、今後30年で6~11%と、高い確率で動くことが予想されています。ここが動いて直下型地震が起きると、横浜市内は震度6以上の強い揺れが想定されます」(地震予知連絡会会長の山岡耕春)>

    いずれにしても、あと二十数年の内には、巨大地震が大都市を襲うことは確実と思われる。いつ起きてもいいように、日々心して生活しなければいけない。

来年2月に迫った「納采の儀」タイムリミット!この年末年始に小室圭の帰国なければ破談

    久しぶりに小室圭のお噂。婚約延期から2年になる来年2月(2020年)には、結婚するのか破談になるのかがはっきりすると週刊誌は騒ぎ立てている。そのためには、小室の大学が休みになる年末年始に帰国するしかないが、果たして小室の帰国はあるのか。

    週刊文春はズバリ、小室圭は2021年まで1度も帰国しないといっていると報じている。しかも、母親の金銭トラブルのほうも少しも進んでいないから、秋篠宮でなくとも、「いい加減にしろ」といいたくなる。だが、眞子さんも結婚する意志に変わりはないといわれているし、小室も<「残り一年半、眞子さまが渡米しない限り会えないことになりますが、気持ちが冷める気配は微塵もないようで、今でも結婚を強く望んでいます」(2人のことをよく知る関係者)>

    2人をよく知る関係者って誰なんだ? といいたくもなるが、何はともあれ、この恋愛が成就したら、間違いなく「世紀の恋」として、小説、映画になるのは間違いないだろう。 今週の週刊朝日は表紙からほとんど全部が猫特集だ。猫好きにはたまらないのかもしれないが、私は犬好きの猫嫌いだから、買わない。

   SNS犯罪男に無警戒な少女たち・・・このままでは第2、第3の座間連続殺人が起こるぞ

    SNSを通じて、見も知らない男に誘われ、のこのこついていく女の子が各地で続発していることは、先週触れた。週刊新潮はその続報として、情報セキュリティー会社「デジタルアーツ」がやっている「未成年者の携帯電話・スマートフォン利用実態調査」の驚くべき結果を報じている。調査は2011年に始まり、すでに12回を数え、最新の調査は今年4月、10~18歳の618人を対象に行われたという。

    その中に「SNSなどのネットで知り合った人と、会った、会いたいか」という質問に、小学生は50.8%、中学生は44.8%、高校生は59.8%が「イエス」と答えているのである。女子高生に限ると、約70%まで跳ね上がるという。さらに驚くのは、ネット上のどういった事件で当事者になりうるかという質問に対して、「誘拐・拉致・乱暴・殺害」になりうると答えたのは、小学生が6.3%、中学生が2.9%、高校生が9.7%しかいなかったそうだ。

   <「SNSで知り合った人とリアルで会わないほうが不自然で、会ったからといって身の危険に晒されることはないだろう」(週刊新潮)>と考えていて、17年に座間市で起きた9人の「強盗・強制性交殺人事件」など、まったく影を落としていないようだ。

    親も含めて、この「無知」を正さない限り、第2、第3の座間事件が起こるのは間違いない。しかし、いい解決方法はなかなか見つからないだろうな。

    同じ週刊新潮が、安倍首相が今の天皇に度々会い、抱き込もうとしていると報じている。たしかに、<「御代替わりの内奏(天皇に対して国務大臣などが国政の報告を行うこと=筆者注)は、すでに7回に及びます」(宮内庁関係者)>と、かなりの回数である。

    9月に、新潟の国民文化祭から天皇が帰ってくるときも、東京駅に出迎えに駆け付けたという。11月26日にも、奈良・京都へ行幸啓する両陛下を、安倍は東京駅で見送りをしている。

    週刊新潮によれば、平成時代は、安倍が鉄道駅で両陛下を「お見送り」「お出迎え」したのは、退位間近の今年の4月17日の1回だけだったという。自分に批判的だった上皇のようになられては適わないと、天皇に度々会い、手懐けようとしているのではないか。その先に何を考えているのか、注視していかなくてはいけない。(文中敬称略)

【絶対当たらない馬券術】ディープの仔・リアアメリア本命に逆らうな!対抗、単穴もなし

   今週は2歳牝馬のジュベナイルフィリーズ。ディープインパクトの仔・リアアメリアが断然人気だが、逆らわないほうがいい。前走は、5カ月ぶりで行き脚のつかないままどん尻だったが、最後方から次元の違う脚で1馬身差し切った。モノが違う。

   末脚だけなら負けないウーマンズハートも要注意だが、結論は、リアアメリア本命で対抗、単穴はなし。△がウーマンズハート、クラヴァシュドール、クリスティ、マルターズディオサ、ヤマカツマーメイド、レシステンシア、ロータスランドまで。GOOD LUCK!

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。