2020年 1月 29日 (水)

「家族葬」参列すべき?遠慮すべき?通夜・葬儀の場所、日時がオープンにされているかどうか

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   ある葬儀社の調査によると、喪主の経験がある500人のうち、初めて喪主を務めた年齢は平均で47.1歳で、半数以上が50歳までに経験していた。そこで、「40代から備える!お葬式の新常識」を考えた。

   いま、家族など少人数で行う「家族葬」が、葬式全体の38%を占めている。「参列者への対応の負担が少ない」「故人をゆっくり送れる」といった理由で選ばれている。ところが、田村直之アナは「家族葬には、よく起こりがちな困りごとがあるんです」と取り上げた。

予定外の弔問客に家族は負担増

   須藤好子さん(仮名・40代)は、実弟を不慮の交通事故で亡くした。「親戚がほとんど遠くに住んでいるし、迷惑をかけたくないから、自分の葬式は家族だけで静かに送ってくれたらいい」とよく話していた。弟の一人息子に別れの時間をゆっくり取ってあげたいと、自宅での家族葬を手配した。

   いとこなどには参列を断るつもりで訃報を伝えたが、「わかった、すぐ行くよ」との返事。「遠いし、無理して来なくても」とやんわり断ったが、「いいよ、気にしなくて」と押し切られてしまった。

   ごく近い親族にしか訃報を伝えていないはずが、通夜が始まると呼んでいないはずの親戚や弟の友人らが続々とやってきた。須藤さんは「どうして情報が漏れたのかなっていう戸惑いと、『どうして来るの? 家族で送りたいのに』という怒りもちょっとありました」と話す。

   予定外の参列者の多さに慌て、急きょ葬儀と告別式は式場を借りることになった。翌日も参列者の対応に終始追われた。香典も受け取らないつもりが、「気持ちなので」と無理に渡された。返礼品などを十分用意しておらず、参列者への申し訳なさも感じて辛かったという。

近い親戚なら行ってあげたほうが・・・

   ごく近い親戚以外の参列や香典、供花を断りたい場合、大事なのは訃報の伝え方だ。「通夜・葬儀は、故人の遺志として、家族のみで家族葬をとり行うことにいたします」「香典、供花のお気づかいは辞退いたします」とはっきり伝えるのがいいという。

   ただ、葬儀コンサルタントの吉川美津子さんはこんなアドバイスをする。「親戚に関しては、そのあとの四十九日や一周忌などさまざまな場面でお付き合いがあるので、家族葬と言って親戚を排除するのは、私はあまりおすすめしません。故人を弔いたいのは、ご家族だけではなくて、親戚の方も一緒でしょうから」

   参列を迷う場合は、参列のお知らせが判断基準になる。通夜や葬儀の場所、日時がオープンにされていれば遠慮なく行ってもよいが、何も知らされていない場合は、「いつどこでやるの?」などと詮索せず、行かない方がいいと判断する。

文   ピコ花子
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