2020年 10月 24日 (土)

「くるりポイ」絶対NGの鹿児島・大崎町―ゴミを27種類に分別して12年連続リサイクル日本一

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   スーパーのカウンターで、買った肉や魚をビニール袋に詰め替え、トレイを捨てる「くるりポイ」は絶対禁止という町があった。鹿児島・大崎町だ。大崎町ではゴミを27種類に分別収集し、12年連続でリサイクル日本一になっている。分別によって町も潤っているという。

    ある町民が夕食にカレーライスを作るところを見せてもらうと、肉が入っていた袋から肉を出した後、ビニール袋を洗って乾かす。カレールーのプラスチック容器も洗って乾かす。公立小学校の給食に出る牛乳にはストローがついていない。児童は牛乳パックの飲み口を開いて、直接飲む。食後は牛乳パックを洗って開いて、乾かしていた。

回収ゴミの売却益で奨学金

    大崎町の分別は紙だけでも8種類。段ボール、新聞、雑誌、コピー用紙、シュレッダー済みの紙、紙パック、ティッシュの箱やお酒のパックだ。27種類に分別されたごみのうち、24種類がリサイクルされている。月1回の資源ごみ回収の日には、町内166か所の集積所に朝6時から人だかりができていた。町衛生自治会が分別指導を行い、回収業者も分別を厳しくチェックしている。違反ゴミは回収されず、捨てた人に戻される。

    回収されたゴミはリサイクルセンターで再チェックされ、種類ごとに圧縮・梱包してリサイクル業者に渡され、お金に変わる。町の環境対策係長によると、回収ゴミの売却益はトータルで1億3800万円にもなる。また住民一人当たりにかかるゴミ処理経費は、全国平均の年間1万5500円に対し、大崎町は7700円で、年間約1億円の節約になっている。このお金は、奨学金などで住民に還元される。

文   バルバス
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