Kダブシャイン、ラップバトル罰ゲームでの高校生死亡に一喝 「もしイジメに悪用したのなら...ヒップホップの意向とは真逆」
2019.12.20 17:42
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ヒップホップMCのKダブシャインが20日(2019年12月)にツイッターを更新し、19日に川崎で発生した「ラップバトル」後の罰ゲームにより高校1年の男子生徒が死亡した事件に触れ、持論を展開した。
Kダブは、
「バトルでこんなことするのはヒップホップではない。スタイルだけ広めて、カルチャーを理解させないから変な誤解が広まるんだ。メディアがバトルで勝つことを、いい歌を作るより価値があると思わせてしまったのではないか?もしイジメにラップを悪用したのなら、それはヒップホップの意向とは真逆になる」
とツイート。続けて
「ラップバトルで罰ゲームなんて断じてヒップホップではない。仲間内のフリースタイルで、そんなことするなんて本当にありえない。メディアがバトルだけ取り上げて、ちゃんとカルチャーを伝えないから、悪質なバラエティ番組みたいな真似をするんだ。ラップバトルは勝っても負けてもユニティを忘れるな!」
と、メディアに責任があるとした。
Kダブと同じヒップホップグループKGDR(キングギドラ)のメンバーであるZeebraも、
「もう若いラッパーが死ぬのを見たくありません。被害者の方のご冥福をお祈り致します」
と悲しみを滲ませた。