漫才日本一を決める「M―1グランプリ2019」の決勝が22日(2019年12月)、東京・六本木のテレビ朝日で行われ、結成13年目の「ミルクボーイ」が優勝した。審査員7人による採点は700点中681点。2004年にアンタッチャブルが記録した673点を超え、過去最高点を記録した。
ミルクボーイはボケの駒場孝(33)とツッコミの内海崇(34)。大阪芸大の落語研究会の同級生同士で、2007年に結成。テレビで漫才を披露したのは今年初めてという、ほぼ無名のコンビだ。
参加者が史上最多という5040組の頂点に立って賞金1000万円をゲットした瞬間、2人は「うそや、うそや! 夢、夢!」と連呼した。今大会は、敗者復活を含む10組がいずれも高得点をマークし、審査員のダウンタウン松本人志(56)が「過去最高と言ってもいい。数年前に出ていたら、誰か優勝していたんじゃないかなというくらいのレベルでした」と評するほどの激戦だった。(テレビウォッチ編集部)