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橋本マナミが「ぜひお友達になりたい」という九州のスーパー68歳!何がすごいの?

   山や海で何人もの人を救助し、その数10人というスーパー68歳がいる。福岡県北九州市の桂口春男さん(68)で大工さんだ。田中良幸リポーターが自宅を訪ねると、額に入れられ飾られている感謝状が何枚もある。

   桂口さんは20年前から本格的に登山を始め、九州の山を知りつくし、遭難者が出ると警察から救助隊に加わるよう依頼が来るほどだ。3年前(2016年)の10月には、警察からの出動要請で山へ向かったところ、消防隊員から遭難者発見の知らせが入った。「やれやれ」と下山したら、今度はその消防隊員らが道に迷ったと救助要請が入る。再び山へ向かい、日暮れ直前に消防隊員ら救出したこともあった。

山や海で救助した人命10人以上

   今年9月には、海釣りにでかけ、またも人命を救うことになった。港の堤防で帰り支度をしていると、海の中から「助けて」「怖い、死ぬ」という声が聞こえてきた。しかし、人影は見えない。持っていた双眼鏡で探すと、かなり離れた堤防の先に必死でもがく女性を見つけた。

   「タモ(魚をすくい上げる網)を持って懸命にはしりましたよ。タモを伸ばして女性につかまるように指示しましたが、引っ張り上げるのは無理。タモを持ちながら、もう一方の手で携帯電話で友人を呼び出し、警察、消防に連絡するように頼んだんです」

   10分後、到着した警察官が浮き輪を投げ女性を救助した。自殺をしようと海に飛び込んだというこの女性に「ありがとう、怖かった」と感謝された。

   中瀬ゆかり(「新潮社」出版部長)「何かめぐりあわせを持っているすごい人なんでしょう」

   橋本マナミ(俳優)「この方は、人のために努力することは、自分のためになるからとおっしゃっていて、すごく人としてでき上がっているなあと思いますよね。ぜひお友達に」