2020年 10月 30日 (金)

江戸弁の老舗おかき屋の爺社長と、大阪弁のオバハン・ママとの淡い恋の顛末。藤山直美はやっぱり一筋縄ではいかないよ~~~
<テレビ東京開局55周年特別企画 新春ドラマスペシャル「最後のオンナ」>(テレビ東京系)

   どうせ藤山直美にゴマをすったお笑いドラマだろうと期待しないで見たら、案外面白かったのである。江戸前の老舗おかき屋の皆川堂は結構な大企業である。功成り名遂げた社長の皆川雄一郎(岸部一徳)はやもめで、キツイ性格の娘・小百合(深津絵里)とその夫・大介(香川照之)夫婦と一緒に住んでいるが、小百合は料理下手。
   何となく人生淋しかったところへ、ある日、若き日の初恋の人に似たバー「ビーナス」のママ、山田美奈子(藤山直美)と出会って有頂天になる。派手なジャンパーを着て通い詰めるのを娘に知られ、てっきり老人をたぶらかす後妻業の女だと猛反対される。ところが、この美奈子ママは意外にいい人で、偵察に行った大介に美味しい肉じゃがまでご馳走してくれるし、借金に追われている常連客(岸本加世子)を心底慰めて何とかしてやろうと考えている。
   色々あって、最後は雄一郎が美奈子ママとは付き合いをやめると言い出し、美奈子も店をたたんで大阪に帰るという。小百合も美奈子は老人たぶらかし女ではないと認めて、せめて手切れ金をと5,000万円あげることに賛成する。最後のどんでん返し。やっぱり美奈子ママは後妻業の亜流だった。せしめた5,000万円の内、4,750万円を借金女にくれてやり、残る250万円を手にして、従業員の若いツバメ・賢太(千葉雄大)と2人で羽田からハワイへ飛んでったのである。藤山直美は珍しくボブヘアーで妙な貫録がある。怪作。(放送2020年1月6日20時~)

(黄蘭)

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