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島田紳助、8年半ぶり動画登場 「芸能人なんて夏の虫みたいなもの」とキレキレトークで喝!

   2011年に芸能界を引退した元タレントの島田紳助さん(63)が13日(2020年1月)、ユーチューブ動画に姿を現した。公開から14時間、再生回数は230万回を超えた。

   撮影は11日、紳助さんの行きつけのバーで行われた。タレントの山田親太朗さん(33)と歌手のmisonoさん(35)と3人で飲んでいたところ、紳助さんが「ユーチューブ撮ろうぜ」と声をかけ、急きょmisonoさんのスマホで録画したという。

   紳助さんは8年半のブランクを感じさせないトークをさく裂。「お前カメラ向いてしゃべれ」「お前の話どこに落ちがあんねん」「久しぶりやけど、お前らほんまトーク下手」とするどい突っ込みで2人の後輩を引っ張った。今の生活については「釣りしたり、ゴルフしたり、筋トレしたり、健全な日々を過ごしてます。芸能界辞めて下痢も止まったしな。ストレスなくなった」と話した。

「芸能人なるやつって世の中の痛いやつやねん」

   misonoさんと山田さんは紳助さんが司会を務めたクイズ番組「ヘキサゴン」の出演者だ。紳助さんは「ヘキサゴンは僕の中で一番幸せでした、ほんまに。君たちと出会えて幸せやったわ」と当時を振り返り、ヘキサゴンファミリーに対する特別な思い入れをのぞかせた。

   紳助さんは芸能人の番組での発言が規制されたり、不倫などですぐに叩かれたりする今の芸能界にも物申した。

   「芸能人なるやつって世の中の痛いやつやねん。夏の虫みたいなもんやん。明るい方飛んでいくだけやん。モテたい、お金持ちになりたいっていう夏の虫。目立ちたい、有名になりたい。めっちゃ程度の低い話やんか。それをやったらあかんてきついよな」

   玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「現役ですよね。もったいないなあ。テレビが倫理に厳しいのは、そういう媒体だから仕方がない。でもこれはユーチューブです。通信の世界ならいけると考えているのかも知れません」

   青木理(ジャーナリスト)「反社会的勢力排除の風潮が芸能界でも強まり、紳助さんもそれが大きな原因になって引退された。一方で『桜を見る会』では反社会的勢力は定義できないとか言い出した。本来厳しくあるべき政治家の方が緩くて、本来アウトローである芸能の人たちが厳しく断罪されている日本社会ってどうなのか」