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「2月解散・総選挙」自民党はどこまで議席を減らすか?勢いのない野党に救われそう
<中東海域で活動する海上自衛隊のP3C哨戒機2機が11日、那覇航空基地(那覇市)からアフリカ東部のジブチに向け出発した。これまでの海賊対処に加え、今回からは新たな情報収集も担う。内部には、任務が増えることへの懸念や、中東情勢への不安もくすぶる>(朝日新聞DIGITAL 1月12日 5時00分より)
FLASHは、1月下旬に横須賀基地を出発して、1年間の予定で中東への派遣が決まっている海上自衛隊の護衛艦「たかなみ」の20代の一士である乗組員が、こう語ったと報じている。<「家族に遺書を書きました。艦長からも『危険な任務』との訓示があり、不測の事態に備えなければと・・・」>」
「たかなみ」の活動範囲は、オマーン湾、アラビア海北部で、中東地域で日本に関係する船舶の安全を確保し、情報収集体制を強化することが目的とされている。だが、トランプ大統領がイラン司令官の暗殺を命令し、イラン側が報復すると宣言。緊張が高まっているため、何が起きるか分からない。
安倍首相はサウジアラビアなどを訪問し、自衛隊派遣の了解を取り付けようとしているが、それがイラン側を刺激しないのか、先行きは不透明である。
与謝野晶子ではないが「君死に給うことなかれ」と祈りたい。日本という国そのものが存立の危機にあるのなら、われわれにも覚悟があるが、わざわざ中東まで出かけて行くことに何の意味があるのだろう。そう思わざるを得ない。
サンデー毎日が、2月に解散・総選挙が行われれば議席はどうなるかを予測している。先週のFLASHは、「桜を見る会」疑惑にIR事業を巡って現職議員が逮捕されるという"逆風"が吹いているため、野党が一本化できれば、ズバリ、自公で83議席減だと見ていた。
サン毎は選挙プランナー三浦博史が当落予想をしている。三浦によれば、自民党は小選挙区199議席、比例70議席の計269議席で、15議席減らすが、単独過半数は上回ると見る。その理由を三浦は、内閣、自民党の支持率は下がったが、立憲民主党なども勢いがなく、議席を奪うというのは感じられないというのだ。
まあ、この予測のほうが、実勢に近いかもしれないが、国会での野党の追及いかんでは、形勢が変わることもあり得る。野党の奮起を促したい。(文中敬称略)