J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

周庭、中国当局の新型肺炎対応を批判 「事実を隠そうとした」

   香港の民主活動家、周庭(アグネス・チョウ)が28日(2020年1月)にツイッターを更新し、中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大にコメントした。

   周は

「なぜ新型肺炎がこんなに大きな問題になったのか、それは中国当局が最初事実を隠そうとしたからです。最初の患者が発見されたのは12月8日でしたが、当局が対処を怠ったので、ウイルスのことを誰も知らないまま1ヶ月拡散させてしまい、政府が1月中旬に公表した時にはもう拡散を止められなかったのです」

と、中国政府の隠蔽体質により初期対応が遅れたことを指摘した。

   中国の習近平国家主席は20日、新型肺炎の感染拡大の阻止などを関係各所に求める「重要指示」を出したが、初の感染報告があった19年12月8日からすでに40日以上が経過していた。中国の国家衛生健康委員会が初めて会見したのも20年1月22日だった。こうした対応から中国政府の隠蔽体質が指摘されている。