J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

朝ドラ「スカーレット」ついに離婚へ 「なぜ別れる?」「二人ともわがまま!」急な展開にネット民怒りの声

   NHKの朝の連続小説「スカーレット」はいよいよ3日から始まる週の半ばで、主人公の川原喜美子(戸田恵梨香)と夫の川原八郎(松下洸平)が離婚する展開となる。

   これは、NHKからあらすじの資料提供を受けている大手メディア、たとえば毎日新聞(2020年2月2日付)の「今週のスカーレット」などで、「...1978年、(40歳になった)喜美子は女性陶芸家として活躍している。喜美子と八郎は5年前に離婚していた...」と書かれているから、泣いても笑っても2人は離婚するわけだ。

「愛人問題のほうがよっぽどわかりやすい」

   インターネット上では「展開が急すぎ!」「二人ともわがまま。何とかならないの!」といった批判の声が多くあがっている。

   「いやはや、もう何がなんだかさっぱり分からなくなってきた。八郎と喜美子が、穴窯を巡り金銭的理由で口論になったのは、3回目の挑戦でしたよね。それで八郎は家を出て行った。これで失敗したら生活していくのにも厳しいという感じでしたが、本日の放送では6回目の挑戦で、やっと色が出た?もう食うや食わずの生活になっていると思うが、それほど緊迫感もなく、今となっては、なんで八郎と喜美子が、いまだ別居状態なのかもよく分からなくなった」

   「モデルとなった方の旦那さんは、本当に弟子の女性と浮気して、離婚に至ったようだけど、このドラマの描き方では、『八郎は、なんか悪いことしたのか?』みたいな感じ。これで離婚につながっていくのは、かなりの無理がある」

   「愛人問題のほうがよっぽどわかりやすいけど、朝ドラではタブーなの?その辺は視聴者の方々、うまく理解してね...という感じ」

   「私は八郎に嫌悪感を覚えています。そもそも、喜美子のやりたいようにやれ、言うて後押ししたくせに、借金してまでやることやない、て? いきなり成功すること考えていたのか? そんな甘い考えで発した言葉だったのか。喜美子がわがままのように描かれているが、自分が心から情熱を燃やしてやりたいと思ったことを貫くのは、悪いことだとは思わない。八郎はええ格好しぃで、薄っぺらかったんですね」

   「物語上、別居から離婚ってかなり重要な要素なのに、それがナレーションのみで何となくになってしまっている。武志の面倒をどうやって見ていくのか話し合いをしたのか。八郎はどこで何して食っているいのか。喜美子はどうやって借金したのか。全体的に意味が分からん」

「陶芸のモノつくりをしっかり描いていない」

   「3回目も失敗しました...からの今日で一気に6回目までやって、望む色が少し出ました!飛ばし過ぎてもう少し色を出す為の苦悩と言うか、そういうのを見せて欲しかった」

   「何かを造る産みの苦しみを描写するのってやはり難しいものなんでしょうね。まんぷく萬平さんのラーメンでも、なつぞらなつのアニメも、このところの朝ドラが立て続けにダメ出しされてしまう共通の原因は、モノを造る産みの苦しみがなかなか視聴者に伝わらない事が原因なのかも知れませんね」

   モノづくりといえば、こんな声も。

   「最後の視聴者の作品のほうが、ヒロインの焼いた作品より魅力的に見えるのだが、それでいいのですかね? 何しろ、ヒロインが全然魅力的に見えないので、応援する気になれない。いやな感じ」

   そして最後に、週の半ばに登場するとみられる高校生に成長した武志役の伊藤健太郎に期待が高まっている。

   「伊藤健太郎さんの登場、楽しみすぎます。 声良し、首のホクロの色気、若い視聴者をも取り込みますね」(テレビウォッチ編集部)