2020年 11月 28日 (土)

元宝塚男役の面目躍如、天海祐希の切れる脳神経外科医がカッコイイ。多重層の脚本(林宏司)が描く脳神経外科病棟のさまざま
<トップナイフ~天才脳外科医の条件~ 第1回から第4回>(日本テレビ系)

   医者だらけで目が回る今期の連ドラ。その中では視聴率が最も高い本作、脳外科医になる天海祐希の功績であろうが、『ドクターX』の米倉涼子にしろ『アライブ・・・』の松下奈緒にしろ、なんで医者役はみんなデカ女ばかりなのか。悪いけど、「大女、総身に知恵が回りかね」という文言もあるようで。失礼いたしました。
 天海の脳外科医・深山瑤子は男勝りでぶっきらぼうだが、腕はたつ。4回は身元不明の老女が運ばれてきて自分の名前も言えない。彼女は西郡(永山絢斗)の母・喜和子で有名な心臓外科医だったが、脳腫瘍の手術の失敗で健忘症になっていた。心を閉ざした秀才・西郡に代わって腕自慢の黒岩健吾(椎名桔平)が執刀して記憶が戻る。
   あの3人娘の1人、中尾ミエが老女役とはと感慨深い。確執のあった息子の西郡と目覚めて視線を交わすシーンの演出がよかった。脳神経外科医部長の今出川孝雄(三浦友和)は、1人ひょこひょこコミカルに動かされているが、実は観察力が鋭くて、元の同級生への怨念を抱えた男の、隠し持った包丁の鞘を見つけて手渡す重要な場面もあったりする。多重層の脚本(林宏司)が面白い。
   天海祐希はニコリともしない元宝塚男役の面目躍如。最後にキャスト全員で踊るシーンになったら、ははあ、やっぱり宝塚だあと妙に感心。某コラムニストがシリアスな医者ドラマにダンスとは違和感ありと書いていたが、筆者は全然気にならない。どんどん踊れ。(放送2020年2月1日22時~)

(黄蘭)

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