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横浜港停泊中の大型クルーザー 新たに新型肺炎感染者10人!水・食料など補充のため一時接岸

   けさ6日(2020年2月)の番組放送中に、横浜港に停泊している大型クルーザー「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客から、新たに10人の新型肺炎感染者が確認されたという速報が入った。これまでと合わせて、検査した乗員・乗客102人のうち20人が感染していた。東京歯科大の寺嶋毅教授は「クルーズ船は社交の場で、濃厚接触が起きやすい環境にあります」と指摘した。

   ダイヤモンド・プリンセスは14日間の停留に備えて、水や食料の補充、乗船客の持病薬などを受け取るため一時接岸した。

「致死率」中国の報道は大げさ!実際はもっと低い・・・

   日本医師会幹部はきのう5日、「日本国内で治療を行った医師の印象では、中国からの報道とだいぶ乖離がある。致死率やデータの評価がそれでよいのか」と、疑問を投げかけた。北海道大学の西浦博教授は、2・2%とも伝えられた致死率は、実際は「0・3から0・6%」と報告した。過度の封じ込め対策よりも、「一部の重症患者の医療態勢の整備に注力すべきだ」という意見が強まっている。

   司会の加藤浩次「報道も、感染を防ぐことから、感染拡大を遅らせる方向へ変わってきていますよね」

   寺嶋教授は「感染拡大を遅らせ、新薬開発までの時間をもたせないといけません。それにはマスクや手洗いが重要です」と強調した。