京都の美大を卒業した武志(伊藤健太郎)が信楽に戻ってきた。母の喜美子(戸田恵梨香)らは久しぶりににぎやかな時を過ごす。親子二人で初めて居酒屋にも出かけ、飲み交わした。武志は、大学で学んだことを溢れる思いで話し始める。それが喜美子もうれしくてたまらなかった。
武志は、掛井武蔵丸(尾上寛之)という先生から、釉薬のことなどすべてを教えてもらったという。その掛井先生が窯業研究所に移るから、そこで修行したいという。「陶芸のことは掛井先生に学びます。ごめんな、穴窯継がなくて」
喜美子「ええよ、ええよ。あんたが好きな道に進んだらええ」
武志は市内に下宿した。再び一人暮らしになった喜美子。そんなかわはら工房に不審な人影が・・・。(総合あさ8時)