2020年 11月 1日 (日)

大物俳優・小林薫が父親か。ストーリーテラー大石静が仕掛ける文春砲ならぬ週刊イースト砲の吉高由里子記者の活躍
<知らなくていいコト 第6回>(日本テレビ系)

   第1回から完視聴しているが、脚本の大石静のストーリーテラーぶりが中々である。主人公の真壁ケイト(吉高由里子)は週刊イーストの特集班記者で、亡き母・杏南(秋吉久美子)が言い残したケイトの父親のことで悩んでいる。重大殺人犯だった乃十阿徹(小林薫)が父親なのか? 今回はいきなり乃十阿に水をかけられる。

   追っている事件は人気棋士・桜庭と女優の不倫の証拠写真撮り。車の中で張り込んだり、ホテルを徘徊したり、「ははん、文春砲もこんなことやってるんだな」と見ている方は興味津々である。編集部の中の群像演出が面白い。スキンヘッドのデスク黒川(山内圭哉)の大阪弁や、別れたばかりの元恋人・野中のジトーッとした目付きや、カメラマンの元元恋人・尾高由一郎(柄本佑)の気遣いなど。

   コケティッシュな甘ったれお嬢ちゃんだった吉高由里子が、いっちょまえのスクープ記者に見えるから、成長したものである。毎回のスキャンダル暴露話と、通奏低音の、「果たして乃十阿は殺人犯で、ケイトの父親だったのか」という疑問が、後4回で決着するのか心許ないが、ビビッドな展開でつい見てしまう。

   小林薫という大物俳優のお出ましで、乃十阿が冤罪だったなどと、よくあるパターンになったらがっかり。実は本物の殺人犯だったのは「誰かをかばって」だったからとか。これも通俗パターンだ。ともあれ丸ごとワイドショー的ネタ話が毎回の楽しみではある。(放送2020年2月12日22時~)

               

(黄蘭)

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