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<病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~/第5話>(テレビ東京系2月17日月曜放送)
バディの有原院長と倉嶋事務長が激しく対立!病院改革はもはやここまでか・・・

   倒産の危機に瀕していた長野県松本市の相澤病院は、24時間365日の救急医療体制の確立などで優良病院のモデルとして甦った。その実話をもとに、病院再生までの院長と事務長らの奮闘に描いた異色のドラマだ。

   コスト削減を削減する様々な改革を進め、赤字削減に成功した有原総合病院だったが、医師や看護師の負担が大きすぎる24時間365日救急医療体制を維持するために、新たに救急専門医を雇い入れるなどコストのかかる改革を進めたため、今年度決算は5億円以上の大幅赤字となった。

   それでも院長・有原修平(小泉孝太郎)は「改革はやり続けなければ意味がない」と、心臓カテーテル室新設や集中治療室の整備、最新医療機器の購入などコストのかかる改革を次々と打ち出す。ここまで有原と二人三脚で改革を進めてきた事務長・倉嶋亮介(高嶋政伸)は、赤字決算を許すのは今年度限りという条件で融資継続を取り付けただけに、「危機的な状況を分かっていない」と猛反対する。

地域医療ネットワークの構築もうまく進まない

   有原は心臓カテーテル室を作るため、外来診療を予約制にして患者数を減らし、代わりに地域の開業医に入院患者を紹介してもらう地域医療ネットワークの構築に動き出す。しかし、倉嶋はこれにも「絵空事としか思えません」と納得しない。

   有原と倉嶋が激しく対立する中、有原はシステムエンジニア希望で採用された事務職・江口智也(稲葉友)を、ネットワーク構築の責任者である地域医療連携室室長に任命する。

   だが、医師でもなく若い江口は、街の開業医たちから「相手にしている暇はない」「君が相手じゃウチの病院がなめられる」とけんもほろろに追い返されてしまった。すっかり自信をなくして「僕にはこの仕事は向いていません」と江口は泣き言を並べる。そこで、有原は開業医たちとウィンウィンのある策を思いつく。(よる10時放送)

寒山