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<山村美紗サスペンス狩矢父娘シリーズ20作記念~京都俳句ツアー殺人事件!~>
(テレビ朝日系2月23日日曜放送) 「京都縁結びツアー」で不可解な転落死!殺人予告の不気味な投句と訳ありの怪しい参加者たち

   女性編集者と新聞記者、刑事の凸凹トリオが、京都の名所旧跡で発生した殺人事件のトリックの解明に挑むシリーズである。編集プロダクション「唐竹企画」の記者兼カメラマンの狩矢和美(藤谷美紀)は、社長の山野美野里(山村紅葉)に命じられ、「京都縁結びツアー」に同行取材することになった。ベストカップルとして知られる人気女優の小野茉莉絵(佐藤藍子)と映画監督の一条彰(岡雅史)夫妻をゲストに、縁結びのパワースポットをめぐるツアーだ。

   京都の大学准教授、元芸妓で料理屋の女将、クラブホステス、一条の映画の助監督も参加した出発し、和美の恋人で京日新聞記者の夏目利彦(原田龍二)も途中から加わった。しかし、和美と夏目は、茉莉絵が夫にしなだれかかりながら、こっそり助監督の手を握るのを見てしまう。ツアーは初めから波乱含みだった。

藤谷美紀・原田龍二・田村亮のおなじみ凸凹トリオ

   はたして事件は起きた。散策中だった一条が崖から転落死したのだ。直前に和美たちは、一条が「いい加減にしろよ、このストーカー」と怒鳴る声を耳にしていた。ツアーのイベントの句会では、「保津峡の血に染まりたる百日紅」という不気味な投句もあった。

   現場に急行した和美の父親で、京都府警捜査一課の警部の狩矢荘助(田村亮)は、ツアー参加者の中に犯人がいるとにらむ。ホステスは准教授を「もし今、変な噂が流れたら教授になれないですよね」と脅し、茉莉絵は自分が主演する映画の制作発表で、「どんなことがあっても撮影に穴をあけるわけにはいきません」と、夫の死を乗り越えようとする気丈な妻を演じた。その隣に、この映画の監督として座っていたのは、あの助監督だった。

   事件の裏には様々な思惑、利害が複雑に絡んでいるようだ。和美が撮影所に潜入すると、楽屋で第二の殺人事件が起きていた。(よる9時放送)

    

寒山