2020年 8月 14日 (金)

やっと自分の言葉で自分を吐露した中居正広の貴重な会見
<中居正広、ジャニーズ事務所退所会見報道>(各局)

   何が面白かったといって、今回の会見で、あれほどビッグなタレントになると、周りが1から10まで至れり尽くせりのお膳立てや準備をしてくれて、本人は悠々と挨拶に出てくるだけかと思っていたのが全部ひっくり返ったこと。事務所は過去30年以上も彼でさんざん儲けてきたくせに、出ていくとなったらほったらかしだった。

   3年前にSMAPの解散分裂で大騒ぎになった時、筆者もコメントを求められて厳しいことを言った。5人のお詫び会見はまるで「牢屋の中からのように見えた」のである。中居の会見で、奥歯にものが挟まったように言葉を濁したくだりが正にこの事で、5人の確執はまだ氷解していないとわかった。3年間彼は引きずっていたのだ。

   司会業で果たして今後何十年も第一線で活躍できるか。次々に十代ぐらいの若年タレントがもてはやされる今。天下の中居といえども大看板のジャニーズ事務所を離れて、歌は下手、ダンスも大したことない、一流俳優とは言えない彼が、司会業だけでやれるのか。会見の途中で東山紀之に電話したくだりに、よく表れていた。自ら立って形態模写をやりながら、ヒガシが「3月に飯を食おう」と言ったというのは笑いを誘ったが、彼の一抹の不安をよく表していた。

   これまで旧SMAPの誰一人として、今回のように思いっきり好きなように喋り、質問に答えたことがなかった。47歳の男が、自分の言葉で自分を吐露したという意味で、貴重な会見だったと言える。(放送2020年2月21日)

   (黄蘭)

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