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休校中の子ども 遊びに出かけても不大丈夫?公園は感染リスク低いが、意外にもマスクはNG

   小中高校が休校になってきょう4日(2020年3月)で3日目。保護者は食事の用意にてんてこ舞い、子供たちは退屈しきっている。森田洋平アナは「どう過ごせばいいか悩んでいるというご家族、少なくないと思います。聖路加国際病院感染管理室の坂本史衣さん、沖縄県立中部病院感染症内科の高山義浩さんのお二人に聞きました」と取り上げた。

   大前提としては、軽いものでも風邪の症状があったら外出を控えることが大事という。森田アナは「症状がなければ外出してよいのですが、注意するポイントが2つあります。風通しが悪く、多くの人が話し続けているような空間、不特定多数の人が同じものを共有するような場所は避けてくださいということです」と伝える。

   公園は風通しがよく、遊ぶだけなら感染リスクは低いが、遊具は不特定多数の子供たちが触れるので要注意。遊具を使うときは遊ぶ前と後に必ず石けんで手を洗う。自分で持ち込んだボールで野球やサッカーならば、遊ぶメンバーが限られていて不特定多数とはいえないため、感染リスクは低い。ただし、遊ぶ前と後の手洗いは徹底する。

友達の家で遊ぶなら5人まで

   森田アナ「意外にも、遊ぶ時にマスクを着用するのは、むしろリスクを高めます。子供たちは遊んでいる最中に、マスクが邪魔になって付けたり外したり繰り返しがちですよね。手で顔を触れる機会が増えて、感染のリスクが高まってしまうということです」

   友達の家で遊ぶのも、4~5人までの少人数ならリスクは低いと考えられるという。「気を付けるポイントは、家を訪問した時、食事の前、トイレの後、帰宅した時に石けんで手を洗うこと。時々、窓を開けて換気するのも忘れないでください」(森田アナ)

   必ずハンカチを持って出かけ、手洗後にみんなとタオルを共有しないようにすることも重要だという。