2021年 5月 13日 (木)

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一億総健忘症に罹ったすべての日本人に読んでほしい――中国人作家・閻連科の警鐘「消し難い烙印を覚えている人になろう」」

   ところで、今週のニューズウイーク日本版を読んだろうか。ここに中国人作家・閻連科(イエン・リエンコー)が、彼が教えている大学の学生に語った文章が掲載されている。これが素晴らしい。いくつか紹介しよう。

   中国で新型コロナウイルス感染拡大を警告し、自らも感染して死んだ李文亮眼科医のことを、「李のような『警笛を吹く人』にはなれないのなら、われわれは笛を聞き取れる人になろう」と話す。

   「本当のことをいえば処分を受け、事実は隠蔽され、記録は改ざんされ、やがて人々の記憶から忘れられていく」「われわれが身を置く歴史と現実の中で、個人でも家庭でも、社会、時代、国家でも悲しい災難はなぜ次から次へと続くのでしょうか。(中略)人として――幾千万もの庶民あるいは虫けらとして――われわれには記憶力がなさすぎるのです」

   「記憶のないものは、本質において、かつて生命を断ち切られた丸太や板であり、未来は何の形になるのか、どんなものになるのかは、のこぎりとおの次第なのです」「われわれが個人の記憶力と記憶を持っていたからといって、世界と現実を変えることなどできないかもしれませんが、少なくとも統一された、組み立てられた真実に向き合うとき、心の中でひそひそとささやくことはできます。『そんなはずはない!』と」

   李のような人になれないなら、「大声で話せないのなら、耳元でささやく人になろう。ささやく人になれないのなら、記憶力のある沈黙者になろう」。新型肺炎の起こり、蔓延、近くもたらされるであろう「戦争の勝利」の大合唱の中で、「少し離れたところに黙って立ち、心の中に墓標を持つ人になろう。消し難い烙印を覚えている人になろう」

   一億総健忘症に罹った日本人は、ニューズウイークを買って全文読んでほしい。日本の知識人と呼ばれる「穀潰し」たちよ、今の日本を貶めている政治屋、役人、メディアに、閻のような力のある、心の底から人を感動させる切実な言葉をなぜ吐かないのか。今いわなければ、お前たちの存在理由は永遠にない。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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