2020年 11月 28日 (土)

東電原発事故から9年 いまだ家に戻れない福島・津島地区1400人「人生の目標を失ったままです」

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若い世代に多いうつ症状「私、ちゃんと赤ちゃん産めるのかな」

   調査では、これまで見過ごされてきた若い現役世代の苦しみも浮き彫りになった。「うつの疑い」の割合を世代別にみると、20代と40代で全国平均の2倍、30代では5倍、50代がそれに続いた。蟻塚さんは「30代、40代が高いのはありえない。役割、責任が彼らを苦しめているのではないか」という。

   29歳の星野由紀さん(仮名)は「ちゃんと赤ちゃんが産めるのかな」という。脳裏に焼き付いた光景がある。家のすぐ下のグラウンドに白い防護服を着た人が2人いた。「私たちはマスクもしていない。防護服もない。健康への不安がつのった」という。以来、津島の人は被爆していると思われる不安にとらわれている。

   周囲との摩擦に疲れ、諦めを口にする人も多かった。「人生の目標を失った。目の前の仕事をするだけ」(40代男)、「レッテルを貼られたまま生きる。お金もらってる避難民だと」(20代女)、「どうせ分かってもらえない。風化というより忘却に近い」(50代男)。

   「社会はどう向き合うべきか」という武田キャスターの問いに、今野さんは「被害がまだ続いていることを知ってほしい」といった。

   健康への不安、周囲との関係悪化は、チェルノブイリでもあった。その結果、被害者は自らの人格を否定的に捉えてしまうという調査があるそうだ。そこまで追い込んだら、もう社会の責任だ。福島も危ないところまで来ている。

NHKクローズアップ現代+(2020年3月11日放送「原発事故 避難者の心に何が?9年目の大規模調査」)

文   ヤンヤン
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