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河井克之・案里「夫婦そろって議員辞職」もう逃げられない!事情聴取に全裸になっても疑惑晴れず

   法務大臣の椅子に座る人間は"軽い"輩が多いというのは永田町の常識だが、今の森雅子ほどバカなのはいなかっただろう。 3月9日(2020年3月)の参議院予算委員会で、検察庁法を蔑ろにして黒川東京高検検事長の定年を延長したことを問われて、法解釈を変更した理由を「社会情勢の変化」だと答え、さらにどんな変化だと突っ込まれると、「東日本大震災の際、検察官が福島県いわき市から最初に逃げた」などと、訳の分からない答弁をしたのである。

   答えに窮したとしても、事実に反し、検察官をおとしめる重大なウソをついたのだ。発言を撤回し、安倍首相が厳重注意して済む問題ではない。大臣更迭はもちろん、議員辞職させるべきである。

   もう一人のバカはこの女性。選挙中、運動員らに公職選挙法で決められている額の2倍も払っていたことで、公選法違反容疑で秘書3人が逮捕された河井案里自民党参議院議員(46)は、夫の河井克之前法相とともに、ホテルニューオータニで広島地検から事情を聞かれたときの様子を、自民党幹部らにこう伝えたという。

   「検事から『着ているものを調べさせてもらう』と言われたので、『どうぞお調べください』と言って、私はその場で自ら裸になりました。生理用品は何層構造かになっているので、それもめくって中まで見せました」

   周囲は、同情を引きたいがためにオーバーに言っているのだろうと見ているし、安倍首相まで「まあ案里だからな」と軽くスルーしたという。 小泉純一郎元首相の秘書官だった飯島勲も週刊文春のコラムで、「そろってスパッと議員辞職すべきよ」と切り捨てている。

   しかし、辞職するのは3月16日以降にしてくれという。その前に辞職すると、4月26日投開票の補欠選挙と同時になるから、自民党候補に悪影響があるのを心配している。16日以降に夫婦揃って議員辞職すると断言している。

新型ウイルス情報隠蔽の感染研究所――ルーツはあの陸軍731部隊

   中国はコロナウイルス感染は抑え込んだと発表したが、彼の国のことだから、どこまで信用できるかわからない。それに、日本ではようやくPCR検査が健康保険適用になり、まだまだ患者数が増えるのは間違いない。

   サンデー毎日で倉重篤郎が、上昌弘医療ガバナンス研究所理事長の話として、今回のコロナウイルス対策の遅れは、「現体制の行き過ぎた『臨床軽視・研究至上主義』にあり、人事で体制を一新することが唯一の解決策」だという考えを紹介している。実に興味深い話だ。 現体制とは、対ウイルスル戦の参謀本部ともいえる「新型コロナウイルス感染症対策専門家会議」のことで、ここのメンバーは国立感染症研究所、東京大医科学研究所、国立国際医療センター、東京慈恵会医科大学で、この4組織のルーツをたどると、いずれも帝国陸海軍と深い関わりを持っているというのである。

   なかでも感染研は、陸軍防疫部、731部隊の関係者が名を連ねたそうだ。 そうしたルーツがクルーズ船対応にも出て、情報開示を積極的にせず、結果的に、「第二の武漢」「人体実験船」と酷評されるまでになってしまったというのである。国内に約100社の民間検査会社があり、約900の検査センターを運用しているという。そのセンターを使って1日20人を検査すれば、1万8000人の検査ができるのに、それをしないのは、「感染研の処理能力を超え、彼らがコントロールできない状況になるのを恐れた」(上理事長)からだという。

   旧軍のDNAは自前主義で、感染研には税金が投入され、利権化しているそうだ。上はこういう。「国民の方を見ていない。帝国陸海空軍の亡霊たちが、専門家会議にとりつき、復活を果たそうとしているように見えて仕方がない」

   そうした亡霊たちを払しょくして、「国民皆保険制度を利用してマスデータを取り、その膨大なデータを解析、公開して、世界の研究者たちが議論し、論文を書いて、エビデンスに基づいたコンセンサスを形成すべきだ」と上はいうのである。この考えをメディアは積極的に取り上げ、感染研以外の専門家も入れて広く議論するよう働きかけるべきだと思う。

小倉優子「離婚」の理由が納得できない!いまどき「専業主婦でないのが気に入らない」という夫の未熟

   ガラッと話は変わる。フライデーは、ジャニーズ事務所の「V6」のリーダー坂本昌行(48)が、3月上旬にかねてから噂のある元宝塚トップスターで女優の朝海ひかる(年齢非公表)と都内のスーパーに現れたというのだ。 買い物の後も、2人して坂本の自宅マンションに帰って行ったというから、結婚ラツシュのジャニーズで、また結婚するのが出てきそうだという。 坂本は48か。普通なら子どもの1人や2人いてもいい中年男なのに、何やら哀れに見える。

   FLASHは、不倫で妻の杏から締め出しを食らっている東出昌大の話題を拾っている。東出を起用して、村上春樹の短編を映画化しようという話があったというのだが、その役が「不倫する男の役」だったそうだ。今回の不倫騒動で、制作会社側が、「これはまずい」となって、東出の出演をなかったことにしたというのである。 私なら東出を起用して撮る。話題にもなるし、体験済みだから、迫真の演技をしてくれるのではないか。そうなれば、杏とは完全に切れることになるのだろうが。

   女性セブンが、タレントの小倉優子(36)が一昨年の12月に再婚した歯科医の夫と離婚危機にあることがわかったと報じている。<いまやオリコンの『好きなママタレント』ランキングの上位常連となった小倉。2人の男の子の母でありながら衰えない美貌、SNSで披露している手料理は多くの女性の憧れを集めている。昨年は、長男が超有名私立小学校に合格を果たすなど、まさに絵に描いたような幸せぶりだが、ここまで彼女が歩んできた道は苦難の連続だった。

   彼女の人生の第1の誤算は、2011年に結婚したカリスマ美容師の前夫が、2016年8月、グラビアアイドルと不倫疑惑が報じられたこと>だった。

   その男とは離婚して、歯科医のAと再したが、Aは小倉が専業主婦でないのに不満を持ち、あれこれ仕事にまで口を出すようになったという。 それがために、離婚するのではないかといわれているというのだが、これぐらいのことで離婚していたら、何回結婚してもうまくいくはずはない。結婚は忍耐。それに尽きる。

「松田聖子」踏んだり蹴ったりのデビュー40周年!交流会は新型コロナで中止、新曲は槇原敬之の書下ろし

   週刊新潮からも少々。伊調馨へのパワハラで表舞台から姿を消したと思っていた栄和人が、昨年12月から愛知の至学館大のレスリング部監督になっていたという。 その栄が、レスリング界最強といわれていた藤波勇飛(23)が練習拠点にしていた山梨大レスリング部の高田雄司監督(66)とトラブっているところに、口を出してきたというのだ。

   藤波は特待生として山梨大に入り、入学金と授業料免除のほか、月に10万円の強化費をもらっていた。 ところが、高田監督から「お前に全額渡すと使ってしまうから、オレが4万円預かっておく」といわれ、毎月渡していたそうだ。 だが、そのカネを高田監督が使ってしまったというのである。当然、返してくれというが、返してくれない。そこに栄が電話をしてきて、カネのことでどうのこうのいうのはやめておけといったというのだ。

   藤波の父親が高田に掛け合って、150万円は返してもらったという。週刊新潮が栄を直撃すると、ひと目もはばからず、「書けよぉぉ! 関係ないって、本当にぃぃ!」と絶叫したそうだ。この御仁、ちっとも変わってないようだ。

   松田聖子という歌手がいる。58にもなって、ぶりっ子しているのが気持ち悪くて、好きになれない。 今年はデビュー40周年だそうだが、予想外のことで、メモリアルイヤーに暗雲が立ち込めていると、週刊新潮が報じている。

   3月14日に中野サンプラザで開かれる予定だったファンとの交流会が、コロナの影響で中止に。記念アルバムの目玉にしていたのが槇原敬之の新曲だったが、彼の逮捕でお蔵入り。さらに長年彼女のコンサートでギターを弾いていた高田二郎が亡くなってしまったという。

   まあ、今回は自粛して、2年後に「還暦記念ツアー」でもやったらどうか。

志らく師匠、あの女房とは別れたら...男中毒で次々と弟子をくわえ込み

   講談社で編集者が次々に辞めているという。ケント・ギルバートのベストセラー「儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇」を作った間渕隆が辞める。彼は古賀茂明の「日本中枢の崩壊」も担当していた。少し変わった男だが、講談社的ではないところが彼の持ち味だったのに。 昨年春に出版されて論議を巻き起こした「美しい顔」を担当した唐木厚も辞めるそうだ。

   ケントの本は嫌韓本だとして社内からも批判が出ていたようだが、それに嫌気がさして辞めるのか。「美しい顔」も盗用か否かが話題にはなったが、目論見通りには売れなかったのだろう。 講談社はマンガさえ売れてくれれば、売れない本や雑誌など出さなくてもいいという空気があると、先日、他社の編集者から聞いた。 そうとは思いたくないが、次々にベテラン編集者が離れていくところを見ると、あながち事実無根とはいえないようである。

   加藤晴之という編集者がいる。講談社を定年で辞め、自分で事務所を作り、ノンフィクションなどのプロデュースをしている。加藤は、講談社で百田尚樹の「海賊とよばれた男」という大ベストセラーを出している。最近は講談社ではなく、小学館と仕事をしている。話題になっている「トヨトミの野望」(小学館文庫)などは加藤のプロデュースである。

   優秀な編集者が講談社を離れ、他社と仕事をする。それには何か理由があるのだろう。講談社は総合出版社である。マンガだけしか話題にならないのでは、看板が泣く。

   さて、立川志らく(56)である。週刊文春は今週も志らくの妻・酒井莉加(38)の男狂いを続報している。 先週、志らくは自分の出ている「グッとラック!」(TBS系)で、「妻のことを信じている。離婚することは1億パーセントない」といった。茶の間のオバちゃん向けのセリフだろうが、今週の週刊文春を読む限り、この妻はひどい。

   志らくが主催する劇団の俳優と不倫していたそうだ。それも2人で居酒屋で飲んで、店を出たとたん、彼女は「ホテルへ行こう」と切り出したという。 次に飲んだときも、「ホテルへ行こう」というので、断ると怒り狂い罵声を浴びせ、こう喚いたそうだ。「志らくに全部いうからな!」。そして本当に志らくに言ったそうだ。 志らくが件の俳優に電話で、「お前がうちの妻を誘ったんだろう!」といい放ったそうだ。電話の後で酒井が「ウソつくな」と怒鳴っていたという。

   別の舞台で共演した俳優は、「酒井が共演者に色目を使うのは恒例行事だった」といっている。これら、週刊文春が報じている弟子や共演者との浮気が本当なら、男好きというより、ビョーキの域ではないのか。

   週刊文春が目撃したことだとして、酒井と弟子がスーパーやコンビニを回ってトイレットペーパーを買い漁る姿を描写している。志らくはテレビで、トイレットペーパーを買い漁り、店員に暴言を吐く爺さん婆さんに、「自分さえよければいいっていう人が本当に多い」としたり顔でいっているのにである。

   一門の関係者がいっているように、「志らく師匠はおかみさんに惚れ込み、口説きに口説いて結婚した」のかもしれないが、ここまで報じられれば、堪忍袋の緒が切れてもおかしくはないと、私は思うが。(文中敬称略)

【告知】出版界の隅から隅まで知っているドンが明かす「業界の裏の裏」

   先月、やむを得ないことで休んだ勉強会のご案内です。 ゲストは「出版人」社長・今井照容さん。出版業界のことなら隅から隅まで知っている、業界のドンといわれています。 みなさんが全く知らない「出版業界の裏のもっと裏」を話してもらいます。 間違いなく面白い!

   ☆日時 3月27日(金) 午後7~9時。

   ☆場所 カフェルノアール新宿区役所横店3号室(東京都新宿区歌舞伎町1丁目3−5 相模ビル2階(電話03・3209・6175) 区役所通りの1本線路寄り。東通りを区役所から1ブロック、ディープなエリアに入ったところです。株式会社ゼロメガで押えてあります。

   ■会員でなくてもおいでください。珈琲1杯1000円いただきますが。

   

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。