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まだまだ続く「マスク品薄」...なるべく効果的に使いたい! 医師が正しい付け外し&一時保管法を伝授

   きょう17日(2020年3月)の「クイズとくもり」コーナーは「マスク」特集だった。

   新型コロナウイルスへの不安などから品薄の状況が続いているマスク。なかなか手に入らない今だからこそ、できるだけ効果的に使えるよう、適切な扱い方を知っておきたい。

   感染症専門医の水野泰孝さんが、やってしまいがちなマスクのNG行為や、マスクを長持ちさせる方法を教えた。

「外してそのまま机に置く」がベスト

   飛沫感染を防ぐため、診察中はマスクを着用している水野さん。これまでは午前の診療を終えるとマスクを捨てていたが、深刻なマスク不足が続く今、1日1枚に減らし、午後の診療でも同じマスクを着けている。

   食事の際など一旦マスクを外し、再び同じマスクを着ける人は多いだろうが、その時の保管方法は「外してそのまま机の上に置く」がベストだという。

   水野さん「机に落ちてくる病原体はそんなに多いわけではないのと、近くにせきをしている人がいたら別ですけど、誰もいないところであれば基本的にはこのままで大丈夫です」

   マスクを置く場所を除菌シートで拭いたり、マスクの上にティッシュペーパーをかぶせたりするとさらに衛生的だ。

   あごにかけておくのは、口にウイルスが入る可能性がありNG。袋などに入れて保管するのも、ウイルスが内側に付着するおそれがある。

   外し方にもポイントがある。マスクの外側を触って外すと手にウイルスが付いてしまうので、「ストラップの部分を持って外してください」(水野さん)。

   近江友里恵キャスター「現在マスクが不足しているため1日1枚ということですが、『全国マスク工業会』に聞いたところ、平常時、マスクが十分にある時であれば、一度外したら新しいものにつけかえるのが理想とのことでした」