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「予選できなくても東京オリンピックやる。まだ4か月ある」IOCいまは言えない延期や中止

   国際オリンピック委員会(IOC)は現地時間のきのう17日(2020年3月)、ビデオで臨時理事会と各競技団体への状況説明を行い、「新型コロナウイルスは準備に影響を与えているが、東京オリンピックを開催するという立場に変わりはない」という声明を発表した。そのうえで、「まだ4カ月もあり、抜本的な決定をする必要はない」との見解を示した。

   IOCによると、東京五輪への出場選手の43%がまだ決定していない。新型コロナウイルスの影響で今後予選を開くことができない場合は、現時点での世界ランキングや過去の実績をもとに出場選手を決定することを各競技団体に説明したという。

強行すれば「出場国の制限や無観客」

   浜田敬子(「ビジネスインサイダージャパン」統括編集長)「安倍首相は『完全な形で』という言い方をして波紋をよんでいますよね。出場国の制限や無観客の形では実施しないとしながらも、時期は明言していません。延期論は国内でも強まってきていますね」

   司会の羽鳥慎一「IOCの立場としては、予定通り目指しますということを表明するのでしょうけど」

   玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「まだ4カ月ある、まだ決めなくていいでしょということです。決めていない以上は、予断をもって受け取られることは言わないということですね」