2020年 7月 11日 (土)

<エール>(第2話・3月31日火曜放送)
内気でいじめられっ子の裕一に父は言った「夢中になるもんを探せ。それがあれば生きていげっから」

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   第1話の1964年の東京オリンピック開会式から、話はグーンとさかのぼって明治42年。福島の県下で有数の老舗呉服屋「喜多一」の当主・古山三郎(唐沢寿明)と妻・古山まさ(菊池桃子)に、待望の長男・古山裕一が誕生した。なかなか子宝に恵まれず、諦めかけていたときにようやく授かった子だ。三郎は大喜びで、当時はまだ珍しく高価だったレジスターを奮発して買ってしまったほどである。

   2年後には弟の古山浩二も生まれて、古山家は家族4人になった。

蓄音機から流れる名曲「威風堂々」に引き込まれた

   それから10年。両親の愛情をたっぷり受けて育った裕一(石田星空)は、不器用で運動神経が鈍かったが、心の優しい少年に成長した。緊張するとうまく話すこともできないほど内気で、同級生にからかわれたり、いじめられていた。

   ある日、「乃木大将」とあだ名されるガキ大将の村野鉄男(込江大牙)に、目をつけられてしまう。頬に傷を作ってしょんぼりと帰ってきた裕一に、父親の三郎が心配して声をかける。「人生はいろいろある。ながなが思い通りにはなんねえ。だから、夢中になるもんを探せ。それがあれば生きていげっから」

   居間に戻った父親は行進曲の名曲「威風堂々」のレコードをかけた。すると、蓄音機に吸い寄せられるように裕一が部屋に入ってきた。(総合あさ8時)

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